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バリ島など3島、隔離なしの観光入国再開へ

バリ島などで試験的に開始

インドネシア政府は、外国人観光客に対し、3月7日からバリ島を始めとした一部の島で隔離なしの入国を試験的に認めました。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を3回接種し、最低4日分の滞在先の宿泊費を前払いするなどの条件がありますが、世界23ヶ国からの受け入れを再開します。インドネシア政府は、この旅行制限の緩和により国の観光を再活性化させたいとしています。

隔離なしでの観光客受け入れへ

インドネシア政府は7日から、日本を含めた世界23ヶ国で外国人観光客を隔離なしで受け入れると発表しました。
インドネシア共和国観光庁の公式サイトによると、隔離免除の対象国は、日本を含む東アジアや東南アジア、欧米豪などとなっています。先進国や距離の近い新興国を中心に、幅広く受け入れられる方針です。

インドネシアの今:コロナの現況

現在、インドネシアでの新型コロナウイルス感染症の感染者数は、減少傾向にあり、平均で1日36,800人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者5,890,495人、死亡者152,166人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の56.7%になっています。

Image by : 『Googleニュース』

3島で隔離免除

在インドネシア日本国大使館によると、隔離免除での入国対象は、バリ島、バタム島、ビンタン島のみであり、ジャワ島などインドネシアにあるその他の島に隔離なしでの入国は認められていません。
また、インドネシア国内で違う島に移動する際にも、到着時の島で4日間滞在した後、ワクチンを2回以上接種していれば、PCR検査なしでの移動が可能です。
なお、ワクチン接種を2回行った人は、24時間の隔離、ワクチン未接種の人には7日間の隔離が求められます。

隔離免除の入国条件

  • 入国前後での2回のPCR検査で陰性
  • ワクチンの3回接種
  • 健康保険への加入義務

上記の条件が必要になります。入国後3日目のPCR検査は入国者全員が検査対象です。
また、「Peduli Lindungiアプリ」のダウンロードが求められます。スーパーマーケットやレストラン、観光名所などに入る際に、このアプリを用いてチェックインする必要があります。
観光のための到着ビザ(VOA:Visa on Arrival)は、30日間です。1回のみ延長で最大60日間滞在できます。
※到着ビザ:30日間 500,000ルピア(約4,000円)

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担当部門:広報部
所在地 :東京都港区六本木7-8-6 7階
電話番号:03-5544-8371
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ワクチン接種3回を条件に自宅待機免除へ

水際対策の大幅な緩和

3月1日、日本政府は水際対策の大幅な緩和を発表し、海外旅行の最大のネックとなっていた「帰国後の隔離期間」も大幅に短縮されました。
当初14日間だった隔離期間ですが、2021年3月から7日間に、2022年の3月1日からは、新型コロナワクチン接種3回を条件に非指定国からの入国であれば、日本入国後の自宅等での隔離が免除されます。ワクチンを3回接種していない非指定国からの入国者も条件付きで自宅等の待機が3日間へと短縮されました。

今後は段階的緩和で海外がより身近に

1日あたりの入国者数が3,500人から段階的に7,000人に引き上げられ、鎖国状態から一気に開国へと舵を切り始めた日本ですが、今後、水際対策が緩和されるにつれて、非指定国の増加も見込まれてきます。今まで新型コロナウイルス感染症の感染拡大の対策として各国では入国者に対し、厳しい入国規制を行っていました。これからのGWや夏休みと旅行シーズンの到来で我慢し続けた約2年の思いを込め、旅行計画を立ててみてはいかがでしょうか。
なお、渡航先によって必要書類、ワクチン接種条件、隔離期間などは異なりますのでご注意下さい。

帰国後の待機(隔離)なしスケジュール

  1. 「非指定国・地域」からの帰国
  2. 帰国時(空港)検査で陰性の場合
  3. 新型コロナワクチンの3回接種
    (ワクチン接種が2回の渡航者は、帰国日の翌日から7日間は自宅等での待機になりますが、3日目に自費での検査(指定検査機関)で陰性が証明されれば自宅等での待機が3日間に短縮されます。)

※上記の条件を満たしている渡航者は自宅等での待機が免除

日本帰国後、待機なしとなる「非指定国」

待機なし条件:ワクチン3回接種、帰国時(空港)検査で陰性

  • アラブ首長国連邦
  • イタリア
  • イギリス
  • オランダ
  • オーストラリア
  • カナダ
  • ギリシャ
  • スペイン
  • タイ
  • 台湾
  • ドイツ
  • チェコ
  • フランス
  • ポルトガル
  • 香港
  • フィジー
  • フィリピン
  • アメリカ全土(ハワイ、グアムを含む)
  • ベルギー

※一部国・地域抜粋

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アジア3国の周遊旅行可能に:タイ、マレーシア、シンガポール全て隔離なしで

国際往来、徐々に

トラベルバブルの確立や各国の入国制限緩和によって、国際的な人の往来が徐々に再開しています。しかし、各国・地域で水際対策や渡航時の措置が異なることから、複数地域の往来は未だ容易ではありません。そうした中で、タイ、マレーシア、シンガポールのアジア3国間で隔離なしの周遊旅行が可能になる見通しであることがわかりました。

「隔離なし周遊旅行」アジア3国で再開の見込み

世界で「ウィズコロナ」への転換の動きが見られる中、アジア諸国にも国際観光再開が近づいています。

  • タイは、アフターコロナの海外観光客受け入れが顕著な国の一つで、ワクチン接種証明書の提示など、一定の条件の下で各国からの観光客を隔離なしで受け入れています。

タイの今:コロナの現況

現在のタイでは、1日平均22,728人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者3,226,697人、死亡者23,848人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の75%で、ブースター接種完了者は32.6%となっています。

Image by : 『Googleニュース』
  • シンガポールは、相手国を指定した上で、隔離なし入国を許可する「Vaccinated Travel Lane(VTL)」を実行しており、その対象国拡大を続けています。

シンガポールの今:コロナの現況

現在のシンガポールでは、1日平均15,230人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者948,478人、死亡者1,153人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の86.5%で、ブースター接種完了者は65.3%となっています。

Image by : 『Googleニュース
  • マレーシアは、2021年11月よりシンガポールのみを対象にVTLを開始しており、今回は更なる拡大を図る模様です。
    計画を発表したマレーシアのウィー・カー・シオン運輸大臣は、早ければ3月中にも実行したいと述べました。

マレーシアの今:コロナの現況

現在のマレーシアでは、1日平均28,019人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者3,845,601人、死亡者33,899人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の78.7%で、ブースター接種完了者は46.6%となっています。

Image by : 『Googleニュース』

タイが全世界に門戸を開いていること、シンガポール、マレーシア間でVTLが開始されれば、ワクチン接種完了者は3国間の隔離なし入国・周遊旅行が可能になります。
VTLは、事前に定められたフライト便のみが対象となります。現段階では、毎日数便をVTL対象便として設ける構想とのことです。

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岸田首相 GoTo再開を検討

GoToトラベル再開準備検討

岸田文雄首相は12日、観光支援事業「GoToトラベル」について、再開準備を検討する考えを示しました。
政府は当初、1月にGoToトラベルを再開する方向で検討していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大第6波の影響で調整が難航していました。

「適切な時期に迅速な再開を」

岸田首相は、東日本大震災の発生から11年が経過するのに合わせて東北の被災地を訪れ、記者団の取材に応じました。
この中で、観光需要の喚起策「GoToトラベル」の再開時期について「この地域の観光業の皆さんを中心に『GoToトラベル』に対する期待が大変大きいことは認識している」と述べました。その上で、「具体的な時期については、今後の感染状況や専門家の意見も聴きながら考えていかなければならない。適切な時期が来れば迅速に再開できるよう、準備は進めていきたい」と述べました。

日本の今:コロナの現況

現在、日本での新型コロナウイルス感染症の感染者数は、平均で1日56,146人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者5,805,074人、死亡者26,274人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の79.7%で、ブースター接種完了者は30.2%になっています。

Image by : 『Googleニュース』

新たなGoToトラベルの内容た

新型コロナウイルス感染症の感染拡大政策、「まん延防止等重点措置」が3月21日を期限で全面解除になる見込みで、岸田首相は3月12日、「適切な時期が訪れたら迅速に再開できるよう準備を進めたい」と述べ、再開への期待が高まっています。

  • 内容の見直し
    旅行割引率 30% (上限:交通費付き 1万円 / 宿泊のみ 7千円 / 日帰り 3千円)、地域クーポーンは平日 3千円 / 休日 1千円、春休みは除外など
  • 再開はいつ?
    再開時期未定 (全国的に感染が落ち着いてから)
  • GoTo代替の支援策
    県民割で旅行需要を喚起

新GoToで活用予定の「ワクチン・検査パッケージ」とは?

「ワクチン・検査パッケージ」とは、ワクチン接種や陰性証明を活用し、新型コロナウイルスを感染させるリスクが低いことを示す仕組みのことを言います。「ワクチン・検査パッケージ」の導入で、ワクチン接種済の方や、陰性証明書がある方は、県境を越える出張や旅行など、国の自粛要請の対象外となります。

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訪日外国人の意向調査結果:第3回 新型コロナ影響度 特別調査

新型コロナ 影響度特別調査とは

株式会社 日本政策投資銀行(DBJ)では、多様化するインバウンド市場において、自治体や事業者がインバウンド政策を実施する際の基礎資料となるデータを広く発信することを目的として、2012年より継続的にアジア・欧米豪12地域の海外旅行経験者を対象にインターネットによるアンケート調査を実施しています。2015年より、公益財団法人日本交通公社(JTBF)と共同で調査を行い、以降毎年、調査及び調査結果のリリースを行なっています。
2020年6月には、新型コロナウイルス感染症が外国人旅行者の海外旅行意向に与えた影響や、感染収束後のインバウンド市場の潜在需要を調査すべく、「第1回新型コロナ影響度特別調査」を実施、2020年12月に「第2回新型コロナ影響度特別調査」を実施しました。

調査概要

  • 調査方法
    インターネットによる調査
  • 実施期間
    2021年10月5日〜2021年10月19日
  • 調査地域
    韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、インド、ベトナムの14地域
  • 調査対象者
    20歳〜59歳の男女、かつ、海外旅行経験者
  • 有効回答者数
    上記各地域に居住する住民 計7,355人

調査結果概要

今回の調査では、前回調査に引き続き、
①アジアを中心に新型コロナへの不安が残るものの、足下のレジャー実施意向は全般的に上昇
②新型コロナ収束後の海外旅行の実施意向も上昇
海外旅行先としての日本の人気は引き続きトップ
④日本の清潔さ、食事の美味しさ、治安の良さが高評価
であることが確認できました。

直接の往来が困難となったコロナ禍において、ニーズが高まったものや、新たに出現したものもあります。
アウトドアアクティビティやグランピングは、コロナ禍による嗜好の変化により特に関心が高まった活動で、今後の実施意向も強いと言われています。

コロナ禍で注目されているサステナブルツーリズムについては、海外旅行を検討する際、全体の約7割がサステナブルな取り組みを重視する意向を示し、高年層より若年層の方が重要視した回答が多かったです。理由としては、環境保全、地域貢献に関することは高年層ほど選択率が高く、補助や割引に関することは、若年層の選択率が高いなど、世代による価値観の違いが見られました。

ワーケーションについては、全体の約1割が「休暇中の旅行先でも必要があれば書類作成やオンラインでの会議出席などをしても構わない」との考え方を有していることがわかりました。そしてこの考え方を持つ層を中心に、一定数が自宅に限らず多様な場所をオフィスとして活用していることが伺えました。

結果

このように、新型コロナの影響により、直接の往来が困難な状況が長期化している中でも、日本の美しい四季や自然を活かしたアウトドアアクティビティの拡充等、新たなニーズへの対応による日本の更なる魅力向上のヒントが調査結果に表れています。また、サステナブルツーリズムやワーケーション等の様々な価値観を取り入れることによる、旅行の可能性の広がりも見受けられます。来るべき海外旅行の再開に備え、今後とも魅力ある観光地域づくりが進められていくことを期待したいです。

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「世界で最も安全な国ランキング」UAEが1位キープ、オーストラリアが47位から5位へ急浮上

コロナの安全基準

アメリカの大手総合情報サービス会社ブルームバーグは、世界で最も安全な国・地域の番付「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」を発表しました。
このランキングは、どの国・地域が社会・経済への打撃を最小限に抑えつつ最も効果的に対応できているかを示すもので、コロナ禍における感染抑制や医療の質、ワクチン接種率、死亡率、渡航再開・国境閉鎖緩和の進展具合など12のデータ指標に基づき世界の53の国・地域を比較しています。
今回、2月のランキングでは、UAEが首位キープとなり、日本は16ポイント下げ、33位となりました。

ゼロコロナからウィズコロナへ転換傾向強まる

各国でオミクロン株の感染スピードが落ち着きつつあり、軽症で済むという特徴も判明した中、ゼロコロナからウィズコロナへ政策転換した国が今月のランキングでもランクアップしました。1位は1月と同じくアラブ首長国連邦(UAE)で、2位アイルランド、3位サウジアラビア、4位ノルウェー、5位オーストラリアと続きました。
2ヶ月連続1位となったUAEは、調査した53ヶ国中、最もワクチン接種回数が多く、国境の開放度も依然高いことが高評価につながったとのことです。
また、屋外でのマスクの着用義務を無くすなど、市民の行動制限が緩和された欧州各国も上位に上がっています。
日本は先月から16ポイント下げて、33位。各国がワクチン接種済みの渡航者に対して入国緩和に踏み切る中、未だ厳しい入国制限をしていることが低評価につながったとのことです。ただ、3月からは日本も段階的に入国制限を緩和し始めており、今後国境開放度がどれくらい進むかで3月のランキングに影響すると見られています。

mage by : Bloomberg

UAEの今:コロナの現況

現在のUAEでは、1日平均430人の新規感染者が報告され減少傾向にあります。1日あたりの新規感染者数の平均が3週間で820件減少しています。パンデミック開始以降、同国では感染者883,985人、死亡者2,302人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の96.4%で、ブースター接種完了者は48.8%となっています。

Image by : 『Googleニュース』

最も急上昇したのはオーストラリア

2月のランキングで最も急激なランクアップを記録したのがオーストラリアです。パンデミック発生直後から2年間続けてきた全面的な渡航禁止を解除し、2月21日からワクチンを接種していれば隔離なしで旅行できる国境開放策に転じたため、先月の47位から42ポイント上げ、5位になりました。

陽性率はもはや指標にはならない

ブルームバーグでは、これまでランク付けの基となる12の指標の1であった陽性率を今月から外しました。感染力は強いが比較的軽症で済むオミクロン株においては、陽性率が高いか低いかはそれほど大きな危険信号にはならないと判断したとのことです。各国でワクチン接種が普及し、重症化しないと言われているオミクロン株に置き換わった今、新型コロナウイルスをインフルエンザと同様のレベルで扱う国も増えています。ウィズコロナ時代に沿った施策や入国規制緩和がとれるかが、今後のランキングを左右するものと見られています。

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台湾 渡航規制緩和に動き出す

「ウィズコロナ」への転換へ

ヨーロッパを中心に水際対策の緩和を進める動きが広がっていますが、これまで国境を閉鎖していた台湾も、徐々に「ウィズコロナ」への転換を進めつつあります。新型コロナウイルス感染症の感染対策の「優等生」とされてきた台湾は、今後どのようにして国際的な人の往来を再開していくのでしょうか。

2022年1月の台湾出境者数

台湾の交通部観光局によると、2022年1月の台湾からの出境者は2021年同月比23.6%増の延べ2万5,925人で、2ヶ月連続のプラス成長となりました。台湾から最も多くの人が渡航したのはアメリカで、2021年同月比13.2%増の8,089人。台湾から日本への渡航者は2021年同月比31.6%増の1,047人でした。
台湾の中央感染症指揮センターは、早ければ下半期から海外旅行を開放すると発表しています。台湾の一部の専門家によると、新型コロナウイルス感染症の日本における流行は6、7月まで続くため、日本を訪れることができるのは、8月が理想との見方も出ています。

台湾の今:コロナの現況

現在、台湾での新型コロナウイルス感染症の感染者数は、減少傾向にあり、平均で1日59人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者20,999人、死亡者853人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の76.5%で、ブースター接種完了者は45.8%になっています。

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台湾では入境規制を緩和

台湾当局は、域内で新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきていることなどを理由に、3月7日より、海外から入境した渡航者に義務付ける隔離期間を、10日間に短縮(以前は14日間)しました。10日間の隔離期間中は、1人1室であれば自宅などでも実施でき、家族や同居者と同日に入境した場合は、同じ部屋に滞在することも可能です。隔離終了後の11日目からは、7日間の自主健康管理を行うことが求められます。
入境後は、入境当日と隔離終了前(10日目)の2回に分けてPCR検査を受ける必要があり、家庭用の抗原検査キットによる検査は、隔離の3日目、5日目、7日目と、自主健康管理期間の3日目、6〜7日目に各1回の計5回実施する必要があります。今まで通り、居留書を持たない渡航者の入境は原則として認められていませんが、今回の緩和措置により、ビジネス客の受け入れが再開されました。

感染者減でマスク着用義務などの規制緩和

台湾の中央感染症指揮センターは3月7日、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が2人だったと発表しました。海外からの輸入症例は27人で、この日の死亡者は報告されていません。感染状況が落ち着いている台湾では、3月1日から31日までの期間、運動時や写真撮影時のマスク着用を不要とした他、高速鉄道などで禁止されていた車内での飲食を解禁しています。
台湾での2月下旬の3連休には、多くの人々が観光地へと足を運びました。2月に南部の地域で開催されていたイベントには、延べ1,000万人超の人々が訪れるなど、観光業界にも回復の兆しが見られています。

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アメリカの新「ウィズコロナ」戦略

新たな対応戦略発表

3月2日、アメリカのホワイトハウスは新型コロナウイルス感染症に関する新たな対応戦略を発表しました。
ホワイトハウスは、「National COVID-19 Preparedness Plan (国家COVID-19対応態勢計画)」を公開し、その中には、新型コロナのワクチン接種をさらに拡大させること、新型コロナウイルス感染症の予防・治療、新しい変異株に備えること、経済や教育機関のロックダウン回避などの内容が盛り込まれました。

成人の約3分の2がブースター接種済み

アメリカでは新型コロナウイルスのワクチン接種のブースター接種が効果を出しています。
ワクチン接種率は約2億1,500万人に上り、成人の約3分の2がブースター接種を受けていると推測されます。さらに、ワクチン接種をした人は、ワクチン未接種者に比べてCOVID-19で死亡する確率が41倍低くなるという試算もあります。

アメリカの今:コロナの現況

現在、アメリカの感染者数は減少傾向にあり、平均で1日44,226人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者79,332,220人、死亡者963,307人が報告されています。アメリカは、死者の平均報告数が世界で最多となっています。世界で報告される1日の死者の約5人に1人の割合を占めています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は65.7%で、ブースター接種完了者は29%となっています。

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治療薬の提供

アメリカでは、治療薬の開発、製造、調達の迅速化を強化しています。現在、約400万回分の治療薬がアメリカ人に提供されており、3月には100万回分のファイザー社製抗ウイルス剤が、4月には250万回分のファイザー社製抗ウイルス剤が提供される予定です。
また、薬局などで検査を受けて陽性が出た場合、直ちに抗ウイルス薬が支給されるプログラムも計画しています。

経済や教育機関のロックダウン回避

オミクロン株について、「記録的な数の感染を引き起こし、史上最も感染力の強いウイルスの1つ」と示した上で、重症化しにくく、またワクチン接種による集団免疫も強いため、重症化例は比較的少なくなっている見方を示しています。そのため、経済や教育機関のロックダウンは行わない方針です。
また、新しい変異株が発見された場合、100日以内に新しいワクチン開発と生産、承認などを実現させる内容も発表されました。
今後、ホワイトハウスはワクチンや治療剤、家庭用の検査キット、マスクなどをさらに追加し、新型コロナウイルス感染症に対応していく方針です。

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外国人観光客への門戸を開く東南アジア:インドネシア、フィリピン編

入国制限緩和に踏み切る動き

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、国の経済を支える観光業が大きな打撃を受けている東南アジア諸国では、ワクチン接種済みの外国人観光客を対象に、入国制限の緩和に踏み切る動きが活発化しています。

インドネシア 地域限定で外国人の受け入れ開始

インドネシア政府は、感染拡大で大きな打撃を受けた経済の立て直しに向けて、水際対策を緩和するなど、「ウィズコロナ」への方針転換を進めています。現在、オミクロン株の感染拡大の影響で、首都ジャカルタの空港を経由した外国人観光客の入国は一時禁止となっていますが、バリ島やリアウ諸島に限り入国を許可しています。日本、中国、フランス、インド、イタリアを含む19ヶ国からのワクチン接種済みの観光客であれば、入国後5日間の隔離(自己負担)を条件に入国ができます。

インドネシアの今:コロナの現況

現在、インドネシアの感染者数は、平均で1日39,884人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者5,589,176人、死亡者148,660人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は54.1%で、ブースター接種完了者は3.8%に留まっています。

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フィリピン 2月10日から隔離なしで受け入れへ

フィリピン政府は2月10日、日本を含む157ヶ国から入国するワクチン接種済みの外国人観光客を対象に、隔離なしでの受け入れを再開しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により2020年3月に入国を禁じて以降、約2年ぶりの再開となります。
フィリピン入国時には、ワクチン接種証明書と、渡航前48時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書、30日以内に出国する航空券を提示する必要はありますが、入国後の隔離は免除されます。同国にとって観光業は主産業で、パンデミック前の2019年には820万人の外国人が訪れ、国内総生産(GDP)の12.8%を占めていましたが、2020年には150万人に激減しました。

フィリピンの今:コロナの現況

現在、フィリピンの感染者数は減少傾向にあり、平均で1日1,173人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者3,663,059人、死亡者56,451人が報告されています。今年1月中旬に新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が過去最多を更新するなど、感染拡大のピークを迎えていましたが、その後急減し、現在はピーク時から比べると10分の1にまで抑えられています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は58.2%で、ブースター接種完了者は9.3%に留まっています。

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日本人の宿泊者数、2021年はコロナ前から35%減、インバウンド消失で都市ホテルが苦戦

宿泊旅行統計調査

観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2021年の日本人の延べ宿泊者数は、2020年比0.2%減、コロナ禍前の2019年比では、35.3%減の3億1,076万人でした。外国人は2020年比79.3%減、2019年比96.4%減の421万人泊で、全体では2020年比5%減、2019年比47.1%減の3億1,497万人泊に留まりました。

インバウンド消失の影響

2021年に客室稼働率は全体で34.5%で、2019年との比較では、28.2ポイント減でした。施設のタイプ別では、旅館(22.7%)、リゾートホテル(27.9%)、ビジネスホテル(44.4%)、シティホテル(34.1%)、簡易宿泊所(16.9%)。2019年との比較では、シティホテルが45.1%ポイント減と、特に落ち込み幅が大きく、インバウンド需要消失の影響が色濃くみられます。

地域別では?

述べ宿泊者数を都道府県別でみると、トップ3は東京の2019年比53.7%減の3,656万6,160人泊、北海道の2019年比47.6%減の1,936万1,440人泊、大阪の2019年比61.8%減の1,812万1,750人泊の順になります。
日本人延べ宿泊者数の2020年比では、最高が山梨の16.2%増の465万4,710人泊で、富山の13.5%増の247万190人泊、愛知の11.5%増の1,160万4,600人泊の順になります。
また、2022年の1月の延べ宿泊者数は、2021年同月比の72.7%増、2019年比30%減の2,986万人泊。客室稼働率は全体で33.9%でした。

世界の航空旅客数 コロナ前越えは2024年の予想

国際航空運送協会(IATA)は、最新の航空旅客数予想を明らかにしました。それによると、世界の総旅行者数は、2019年比で2022年は83%、2023年は94%、2024年には103%と、コロナ前を超える40億人となり、2025年には、111%に達すると予測しています。
しかし、アジア太平洋に限っては、2024年でも97%に留まる見込みで、この予測は、オミクロン株が発生する以前の昨年11月の発表と変わっていません。このうち、海外旅行者については、2022年で69%、2023年で82%、2024年で92%、2025年にコロナ前を超える101%になると予測しています。IATAでは、欧米などでは旅行制限の緩和によって、回復の兆しが見られるものの、アジア太平洋では、最大市場である中国で緩和に向けた動きが見られないために、回復が遅れると指摘しています。国内旅行者については、2023年には103%とコロナ前を上回り、2024年で111%、2025年には118%に改善するとしていますが、昨年11月発表よりも悲観的な予想に転換しています。米国やロシアでは回復は著しいが、中国、カナダ、日本、オーストラリアなど大きな国内旅行市場を持っている国で回復が遅れていると指摘しています。

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