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外国人観光客への門戸を開く東南アジア:インドネシア、フィリピン編

入国制限緩和に踏み切る動き

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、国の経済を支える観光業が大きな打撃を受けている東南アジア諸国では、ワクチン接種済みの外国人観光客を対象に、入国制限の緩和に踏み切る動きが活発化しています。

インドネシア 地域限定で外国人の受け入れ開始

インドネシア政府は、感染拡大で大きな打撃を受けた経済の立て直しに向けて、水際対策を緩和するなど、「ウィズコロナ」への方針転換を進めています。現在、オミクロン株の感染拡大の影響で、首都ジャカルタの空港を経由した外国人観光客の入国は一時禁止となっていますが、バリ島やリアウ諸島に限り入国を許可しています。日本、中国、フランス、インド、イタリアを含む19ヶ国からのワクチン接種済みの観光客であれば、入国後5日間の隔離(自己負担)を条件に入国ができます。

インドネシアの今:コロナの現況

現在、インドネシアの感染者数は、平均で1日39,884人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者5,589,176人、死亡者148,660人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は54.1%で、ブースター接種完了者は3.8%に留まっています。

Image by : 『Googleニュース』

フィリピン 2月10日から隔離なしで受け入れへ

フィリピン政府は2月10日、日本を含む157ヶ国から入国するワクチン接種済みの外国人観光客を対象に、隔離なしでの受け入れを再開しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により2020年3月に入国を禁じて以降、約2年ぶりの再開となります。
フィリピン入国時には、ワクチン接種証明書と、渡航前48時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書、30日以内に出国する航空券を提示する必要はありますが、入国後の隔離は免除されます。同国にとって観光業は主産業で、パンデミック前の2019年には820万人の外国人が訪れ、国内総生産(GDP)の12.8%を占めていましたが、2020年には150万人に激減しました。

フィリピンの今:コロナの現況

現在、フィリピンの感染者数は減少傾向にあり、平均で1日1,173人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者3,663,059人、死亡者56,451人が報告されています。今年1月中旬に新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が過去最多を更新するなど、感染拡大のピークを迎えていましたが、その後急減し、現在はピーク時から比べると10分の1にまで抑えられています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は58.2%で、ブースター接種完了者は9.3%に留まっています。

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