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アメリカの新「ウィズコロナ」戦略

新たな対応戦略発表

3月2日、アメリカのホワイトハウスは新型コロナウイルス感染症に関する新たな対応戦略を発表しました。
ホワイトハウスは、「National COVID-19 Preparedness Plan (国家COVID-19対応態勢計画)」を公開し、その中には、新型コロナのワクチン接種をさらに拡大させること、新型コロナウイルス感染症の予防・治療、新しい変異株に備えること、経済や教育機関のロックダウン回避などの内容が盛り込まれました。

成人の約3分の2がブースター接種済み

アメリカでは新型コロナウイルスのワクチン接種のブースター接種が効果を出しています。
ワクチン接種率は約2億1,500万人に上り、成人の約3分の2がブースター接種を受けていると推測されます。さらに、ワクチン接種をした人は、ワクチン未接種者に比べてCOVID-19で死亡する確率が41倍低くなるという試算もあります。

アメリカの今:コロナの現況

現在、アメリカの感染者数は減少傾向にあり、平均で1日44,226人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者79,332,220人、死亡者963,307人が報告されています。アメリカは、死者の平均報告数が世界で最多となっています。世界で報告される1日の死者の約5人に1人の割合を占めています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は65.7%で、ブースター接種完了者は29%となっています。

Image by : 『Googleニュース』

治療薬の提供

アメリカでは、治療薬の開発、製造、調達の迅速化を強化しています。現在、約400万回分の治療薬がアメリカ人に提供されており、3月には100万回分のファイザー社製抗ウイルス剤が、4月には250万回分のファイザー社製抗ウイルス剤が提供される予定です。
また、薬局などで検査を受けて陽性が出た場合、直ちに抗ウイルス薬が支給されるプログラムも計画しています。

経済や教育機関のロックダウン回避

オミクロン株について、「記録的な数の感染を引き起こし、史上最も感染力の強いウイルスの1つ」と示した上で、重症化しにくく、またワクチン接種による集団免疫も強いため、重症化例は比較的少なくなっている見方を示しています。そのため、経済や教育機関のロックダウンは行わない方針です。
また、新しい変異株が発見された場合、100日以内に新しいワクチン開発と生産、承認などを実現させる内容も発表されました。
今後、ホワイトハウスはワクチンや治療剤、家庭用の検査キット、マスクなどをさらに追加し、新型コロナウイルス感染症に対応していく方針です。

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