ASEAN加盟国間のワクチン接種証明書相互承認を意
東南アジアでは、5月14日にASEAN保健相会合がインドネシアのバリ島で開催されました。その中でASEAN加盟国間における新型コロナウイルスワクチンの接種証明書の相互認証が合意され、ASEAN域内の人の往来の円滑化が進むことが期待されています。

シンガポール:出国時審査を生体認証を用いることでパスポート不要に
シンガポールのテオ上級相兼安全保障調整相は5月17日、外国人を含むすべての旅行者について、2022年後半を目処にチャンギ国際空港からの出国時の審査を生体認証(バイオメトリクス)のみで行う計画を明らかにしました。
パスポートや搭乗券の提示が不要になることで、手続きが容易となり、ポストパンデミック期において安全かつ健康に配慮した渡航が可能になるとしています。
シンガポールの今:コロナの現況
現在、シンガポールでの感染者数は、平均で1日3,214人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者1,352,681人、死亡者1,401人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は87.5%で、ブースター接種完了者は72.9%となっています。

ベトナム:入国規制緩和で海外からの訪問者増
ベトナム統計総局によれば、4月の海外からベトナムへの訪問者数(推定)が、前月の2倍以上となる10万1,373人にのぼりました。ベトナムでは、2022年1月から入国制限を徐々に緩和し、3月15日には入国後の隔離措置を撤廃しました。新型コロナウイルス感染症のパンデミック前の水準(月間150万人)には及ばないものの、観光客や出張者が戻り始めています。
ベトナムの今:コロナの現況
現在、ベトナムでの感染者数は、パンデミック開始以降10,734,151人、死亡者43,083人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は82.7%で、ブースター接種完了者は61.6%となっています。

タイ 非常事態宣言延長も、ナイトクラブの規制は解除
タイ政府は5月24日、非常事態宣言を2ヶ月間延長することを決定しました。ただし、同国政府は5月20日に、ナイトクラブやカラオケ店に対して、6月から通常営業時間の再開を認める方針を示しています。さらに6月1日からは、ワクチン未接種者の入国後の隔離義務も撤廃しました。また、タイ到着時にはPCR検査を受けるか、出国前のPCR検査の陰性証明書の提示が必要となります。
タイの今:コロナの現況
現在、タイでの感染者数は、平均で1日32,474人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者4,492,913人、死亡者30,403人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は79.3%で、ブースター接種完了者は43.1%となっています。

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