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「世界で最も安全な国ランキング」ノルウェーが連続首位、韓国が6位に急浮上

コロナの安全基準

アメリカの大手総合情報サービス会社ブルームバーグは、世界で最も安全な国・地域の番付「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」を発表しました。
このランキングは、どの国・地域が社会・経済への打撃を最小限に抑えつつ最も効果的に対応できているかを示すもので、コロナ禍における感染抑制やワクチン接種率、死亡率、渡航再開の進展具合など11のデータ指標に基づき世界の53の国・地域を比較しています。

コロナ関連の旅行制限を撤廃した国が上位に

1位は3ヶ月連続でノルウェー、2位はアイルランド、3位はデンマークでした。これまで何度も首位に輝き、前回も3位だったアラブ首長国連邦(UAE)は5月は5位と、久々にトップ3から外れました。ノルウェーでは成人のワクチン接種率が91%を誇り、変異株の波が何度も押し寄せているにも関わらず、死亡率を低く抑えることに成功している点が評価されています。韓国は前月から13ポイントアップの6位とトップ10入りを果たしました。
日本は前月の34位から7ポイントダウンの41位と下位になりました。外国人観光客受け入れ再開に向け、段階的に入国規制を緩和し始めているものの、国境開放度の点では台湾や中国と同等レベルの低スコアとなり、順位を下げました。
アメリカは5月下旬に1日の感染者数が約10万人と過去最悪を記録したにも関わらず、前月から1ポイントダウンの31位に踏みとどまりました。イギリスでは100万人当たりの死亡者数が主要先進国の中では最悪となっていますが、前月から2ポイントダウンの14位でした。両国ともに、自由な移動や日常生活を取り戻している点が評価されています。
今回のランキングでは、1日の新規感染者が約10万人のアメリカや、死亡率が先進国で最悪を記録するイギリスよりも、日本が10ポイント以上も低い順位となりました。自由な海外旅行、自由な日常生活を取り戻している欧米各国と比べれば、日本の入国規制がいまだ厳しいままであると評価された結果といえます。

mage by : Bloomberg

ノルウェーの今:コロナの現況

現在のノルウェーでの感染者数は減少傾向にあり、平均で1日354人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者1,438,244人、死亡者3,250人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の75.3%で、ブースター接種完了者は55.1%となっています。

Image by : 『Googleニュース』

最も急上昇したのはイスラエルとベトナム

5月最も急激なポイントアップを記録したのがイスラエルとベトナムです。出発前のPCR検査や外国人旅行者の検疫要件をなくすなど、渡航条件を大幅に緩和したことが高評価につながりました。イスラエルもベトナムも14ポイントアップで、それぞれ11位と22位に上がっています。一方、最もポイントダウンしたのは感染者が急増している台湾です。前月から19ポイントダウンの51位とワースト3になってしまい、主な要因として、低いワクチン接種率と高い死亡率が挙げられます。

ロシアは最下位、香港は最下位から抜け出す

5月はウクライナへの侵攻を続けるロシアが最下位でした。前月最下位だった香港はレストランなどでの行動制限を緩和したことで、5ポイントアップし、48位でした。ゼロコロナ政策を堅持する中国は前月から1ポイントダウンの51位で、長引くロックダウンで市民生活や経済に与える影響はますます深刻化しています。

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