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「世界で最も安全な国ランキング」ノルウェーが2ヶ月連続1位

コロナの安全基準

アメリカの大手総合情報サービス会社ブルームバーグは、世界で最も安全な国・地域の番付「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」を発表しました。
このランキングは、どの国・地域が社会・経済への打撃を最小限に抑えつつ最も効果的に対応できているかを示すもので、コロナ禍における感染抑制やワクチン接種率、死亡率、渡航再開の進展具合など11のデータ指標に基づき世界の53の国・地域を比較しています。

入国制限を撤廃した国が上位を独占

感染力は強いが、比較的軽症で済むオミクロン株の流行とワクチンの普及により、多くの国ではコロナとの共存に舵を切りましたが、未だゼロコロナ政策を堅持する国もあります。ウィズコロナ政策をとった国が上位となり、ゼロコロナをとった国が下位になる二極化の傾向が4月のランキングでも顕著に表れました。
1位は2ヶ月連続でノルウェー、2位はアイルランド、3位はUAEでした。入国制限をいち早く緩和したこの3ヶ国は順位の入れ替えがあるものの、2ヶ月連続でトップ3内に入っています。特にノルウェーはコロナ関連の旅行制限を撤廃しただけではなく、PCR検査で陽性の場合でも自主隔離の義務をなくしており、最も国境開放が進んだ国ともいえます。
日本は前月と変わらず34位でした。ワクチン接種済みの渡航者に対して入国緩和を始めたものの、順位は上がりませんでした。オミクロン株の急拡大に襲われ、死亡者数が増えているアメリカは6ポイントダウンの30位でした。

mage by : Bloomberg

ノルウェーの今:コロナの現況

現在のノルウェーでの感染者数は減少傾向にあり、平均で1日267人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者1,429,717人、死亡者3,061人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の75.2%で、ブースター接種完了者は54.7%となっています。

Image by : 『Googleニュース』

最も急上昇したのはスウェーデンとシンガポール

4月、最も急激はポイントアップをしたのが、スウェーデンとシンガポールでした。旅行制限を撤廃したスウェーデンは前月の23位から17ポイント上げ、5位に躍り出ました。同じくシンガポールも17ポイント上昇し、9位に上がりました。

ゼロコロナ続ける中国がワースト3、香港が最下位

感染者が減少傾向にあるにも関わらず、厳しいロックダウンが続く中国が51位、香港は53位で2ヶ月連続の最下位でした。長引くロックダウンで市民生活や経済に与える影響は深刻で、中国のロックダウンに対する評価は調査対象53ヶ国中、最低評価でした。ワースト2となる52位は、前月に引き続きロシアで、コロナ対策そのものではなく、フライト能力の低さと、22年のGDPの見通しの悪さが響き、いずれもウクライナ侵攻が影響していると見受けられます。

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