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2022年GW旅行予約動向:各国の入国制限緩和により国際往来再開の兆し

2022年GW旅行予約動向

HISが2022年の旅行予約動向を発表しました。
【調査概要】
調査日:2022年3月31日
調査対象:HISのツアー、ダイナミックパッケージ、航空券
調査対象出発日
  :2022年4月29日〜5月5日 / 前年(2021年)同期対比

2022年の予約特徴として、予約時期が遅いことが挙げられます。新型コロナウイルス感染症のパンデミック以前は、訪日市場が活発だったため、予約のタイミングは年々早期化していましたが、今年は感染の状況などを間際まで確認しながらの予約で、GWの予約数も4月に入ってからも増加しているとのことです。

国内:近距離旅行が緩やかに回復

3月21日をもって「まん延防止等重点措置」全面解除され、コロナ以前の日常が戻りつつあります。昨年のGWはワクチン接種が進んでおらず、移動制限や様々なイベントが自粛される、いわゆるコロナ「禍」の時期でしたが、現在はコロナに対する対処がある程度確立され、「ウィズ」コロナの様相に変化しています。
GWの国内旅行においては、「まん延防止等重点措置」の解除を受け、県民割・ブロック割が実施され、近距離旅行から需要が緩やかに回復しています。

Image by : HIS

国内旅行全体では前年同期比126%と、緊急事態宣言が発出していた昨年と比較し好転はしているものの、コロナ以前に比べ回復にまでは至っていません。
ランキング1位の沖縄県の予約の内訳としては、本島への滞在予約が減少した一方で、宮古島、石垣島など離島は前年を超える数値となっており、さらに、選ばれるホテルも高級ホテルが好まれる傾向になっていることから今年は、よりリゾート感のある滞在、ホテルライフを求める需要が多いと推察されます。

海外:水際措置の緩和が大きく影響

海外旅行においては、2022年3月以降、水際措置の緩和による待機免除の国・地域が増加し、日本入国後に3日間の待機隔離が必要な国・地域は残り7ヶ国となりました。4月には106ヶ国の感染症危険情報レベルが引き下げられ、国際往来再開に向け動きが出てきています。

Image by : HIS

海外旅行全体では前年同期比507%と、大きく伸びています。日本の入国制限の緩和とともに、各国の入国制限も変更されつつあることが大きく影響しているとみられます。ワクチン接種証明やPCR検査、現地到着と帰国時の隔離など、コロナ禍では必要となった条件が海外渡航の大きなネックになっていましたが、昨今では、これらの条件を全て撤廃し、コロナ以前と同じ入国条件に緩和する国・地域も複数あります。日本でも各国の感染症危険レベルを引き下げるなど、状況としては好転を迎えています。
ランキング1位のハワイでは、3回目のワクチン接種が完了していれば日本帰国時に待機隔離が免除になっています。
ハワイ以外でも、各国の入国条件は日々変更・緩和されており、国際往来の再開に向けて踏み切る姿勢がみうけられます。

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