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タイ さらなる入国規制緩和で外国人観光客連日1万人超へ

4月1日に、さらなる入国緩和実施

観光業が国の主要産業である東南アジア諸国では、観光客誘致のために入国規制を緩和する動きが加速しています。観光立国としていち早くワクチン接種済みの観光客の隔離を撤廃したタイでは、4月1日にさらなる入国緩和が実施されました。4月13日からはソンクラン休暇(旧正月の水かけ祭り)の連休に入るため、人流の活発化が予想されます。

タイの今:コロナの現況

現在、タイでの新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少傾向で、1日平均20,154人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者4,084,299人、死亡者27,263人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の76.1%で、ブースター接種完了者は37.6%になっています。

Image by : 『Googleニュース』

入国時、陰性証明書の提示を撤廃

タイではこれまで、外国からの入国者に対して渡航前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書の提示を義務付けていましたが、4月1日よりこの措置を撤廃しました。ただし、タイ入国時のPCR検査及び、入国後5日目のATK検査(抗原セルフテスト)は引き続き実施を義務付けています。
陰性証明書の提示義務が撤廃されたことに伴い、4月1日以降にタイの玄関口であるスワンナプーム国際空港から入国した外国人観光客は、1日当たりの平均が1万1,000人を超えました。3月の1日あたりの平均約7,000人であったため、約66%増加したことになります。同空港を利用する国際線のフライト数も1日当たり141便となり、3月の137便から約2.9%増加しました。一方、観光業界からは、タイ入国時のPCR検査が外国人観光客にとって大きな足かせになっているという声も上がっており、タイ政府は5月にこの検査をATK検査に置き換える措置について議論を進めています。

「タイランドパス」

タイに入国するためには、「タイランドパス」に英語で事前登録する必要があります。タイの政府観光庁は、その登録方法を日本語で解説する動画をYou Tubeにアップしました。タイランドパスの登録には以下の書類が必要になります。

  • パスポート
  • ワクチン接種証明書
  • 到着初日にPCR検査の結果待ちで宿泊するホテルの支払済予約証明書
  • 2万米ドル以上の治療保証がある医療保険の確認書

政府は予防対策を呼びかけ

タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センターは9日、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が2万5,298人だったと発表しました。今年2月末以降、新規感染者数が過去最高の水準となる中で、タイのプラユット首相は6日、新型コロナウイルス感染症の収束は目処が立っていないと強調し、ワクチンの早期接種を呼びかけています。
チャーンビラクル保健相は、ソンクラン休暇中に旅行や帰省を計画している人は、前段階から混雑した場所を訪れないことや、3回目のワクチン接種をするなど、予防対策を講じるよう呼びかけました。

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