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観光再開へ、オーストラリアで日本市場向けキャンペーン開始

「ウィズコロナ」へと方向転換

オーストラリアは2020年3月より、厳格なロックダウンや入国規制を講じて「ゼロコロナ」戦略を貫いてきましたが、国内のワクチン接種の進行とともに規制緩和を進め、「ウィズコロナ」へと大きく方向転換しています。2022年4月に入り、入国規制をさらに緩和し、インバウンド客の受け入れ再開を表明しました。

オーストラリアの今:コロナの現況

現在、オーストラリアでの新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少傾向にあり、1日平均44,480人の新規感染者が報告されています。今年1月に感染のピークを迎え、1日に新規感染者数が17万人を超え、過去最多を記録しました。その後減少に転じましたが、3月末に再び上昇し、現在は4、5万人程度で推移しています。パンデミック開始以降、同国では感染者5,509,592人、死亡者6,845人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の83.5%で、ブースター接種完了者は51.6%になっています。

Image by : 『Googleニュース』

観光客の受け入れ再開

オーストラリア政府は2月21日に、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を2回完了し、有効なオーストラリアのビザを保有するすべての渡航者を、隔離なしで受け入れ始めました。この緩和政策には観光目的での入国も含まれます。(※過去記事:『オーストラリア、ワクチン接種を条件に入国解禁』4月18日からは入国規制をさらに緩和し、入国者に対する陰性証明書の提示義務を撤廃しました。これまでオーストラリアに入国する際は、出国前72時間以内に受けたPCR検査、または、24時間以内に受けた迅速抗原検査の陰性証明書を提示する必要がありました。ただし、入国の際には引き続きワクチン接種証明書の提示は必要になります。
ワクチン接種完了者に対する入国後の検査の有無は州によって異なりますが、シドニーのあるニューサウスウェールズ州やメルボルンのあるヴィクトリア州では、入国後24時間以内に迅速抗原検査を実施する必要があり、陰性結果が出るまで自宅または、宿泊施設で待機しなければなりません。

日本市場向けのキャンペーン

入国規制緩和を受け、オーストラリア政府観光局は4月8日、「ワクワク大陸、いよいよ再開」と題した日本市場向けの大型広告キャンペーンを開始しました。「食」「サステナビリティ」「先住民文化」の3つをテーマに、各種広告を通じて渡航者の受け入れ再開を周知しています。日本からの旅行者はパンデミック前の2019年には、過去最高の約50万人を記録し、世界からの渡航者の中で第5位となったため、オーストラリア政府は日本をインバウンドの重要市場として位置付けています。

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