オランダ、コロナ規制をさらに緩和へ
オランダ政府は3月15日、新型コロナウイルス感染症の規制のさらなる緩和について発表しました。2月に3段階で規制を緩和した影響から、3月に入って新規感染者が再び増加に転じましたが、オミクロン株感染者の重症化率が低いことと、入院患者数の少なさを理由に、多くの規制の撤廃に踏み切ったとのことです。

オランダの今:コロナの現況
現在、オランダでの新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少傾向で、1日平均、10,635人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者8,055,974人、死亡者22,101人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の71%で、ブースター接種完了者は52.8%になっています。

さらなる規制緩和
今回の発表内容は以下の通りです。
- 症状がある場合
新型コロナウイルス感染症の症状の疑いがある人は、自宅にとどまり、自己検査を実施。
自己検査で陽性となった場合、保健所で検査を行い、5日間の自主隔離を行う必要があり。5日間の自主隔離を終え、24時間症状がなければ外出可能で、再度の検査は不要。 - 在宅勤務
・政府からの在宅勤務要請は撤回
ただし、過去2年間に在宅勤務がもたらすメリットが見出され、多くの人は在宅勤務を継続したいと希望しているため、政府は雇用主に対し、ハイブリットな働き方について従業員と合意するよう要請。
・症状のある従業員は自宅にとどまり、自己検査を実施。その結果、陽性の場合は自主隔離をして、可能ならば在宅勤務を実施。 - マスク着用義務
・公共交通機関内でのマスク着用義務は3月23日に解除。
・航空機内とセキュリティーチェック以降の空港内では着用義務あり。 - 大規模イベント
3月23日から、座席指定のない500人以上の大規模イベントにて、以前まで必要だった陰性証明書の提示が不要。
水際対策の緩和
- EU・欧州自由貿易協定(EFTA)加盟国からオランダに入国する者に適用しているワクチン接種証明や、陰性証明、回復証明の提示義務は3月23日から不要。
- EU・EFTA加盟国以外からオランダに入国するEU国籍保持者の入国制限も撤廃。
- オランダに入国する全ての者は、到着直後と5日目に自己検査を行うことを推奨。
- EU国籍保持者以外は、引き続きEUの入域制限の対象。
ただし、安全国からオランダに入国する場合、ワクチン接種証明または回復証明を有している場合、特定の目的のために渡航する場合など、入国制限の例外あり。
現在、オランダへの入国は、ワクチン接種の有無で異なります。
- ワクチン接種完了者
・入国の可否:入国可能 ※観光目的の入国も認められる。
・陰性証明書の提出:不要
・入国後の隔離:不要 - ワクチン未接種者
・滞在許可を持つ方や特定の職業の方など入国制限の例外となる方以外は、オランダへの入国は認められません。
■グローバル・タックスフリー株式会社
担当部門:広報部
所在地 :東京都港区六本木7-8-6 7階
電話番号:03-5544-8371
公式ホームページ: https://global-taxfree.jp/
公式ブログ : https://globaltaxfree.jp/