一生に一度の旅を計画する2022年

アメリカンエクスプレス・トラベルが世界7ヶ国の旅行者に2022年の旅行についてアンケートを行いました。その結果、回答者の過半数以上が「2022年に一生に一度の旅を計画している」と答えていることが分かりました。
調査対象は、世帯収入が7万ドル（約865万円）以上で、毎年少なくとも1回は航空機を利用した旅をする旅行者で、アメリカから2,000名、日本、オーストラリア、カナダ、インド、メキシコ、イギリスから各1,000名が参加しました。

旅行することで地域への貢献希望

2年におよぶコロナ禍で旅行に出かけることの意味が変わりつつあります。単に息抜きやリラックスのために旅行に出かけるのではなく、自分が旅行することで地域経済や環境保全に貢献したいと考える旅行する地域にプラスの影響を与えたいと回答しています。
具体的な行動としては、半数以上が「地域の小規模の店での食事や買い物をする」を挙げました。旅行先の地域にお金を落とすことが最も手軽に地域に貢献できる方法と考えられるとの事です。
他にも、「名所旧跡を訪れる」「ファーマーズマーケットに行く」「博物館や文化ツアーに参加」「アウトドア活動に参加」などが関心を集めました。
また、回答者の8割が旅行中に費やしたお金を地元のコミュニティに戻すことを望んでいることも明らかになりました。旅行会社も地域とのつながりをしっかりと構築し、本物の地域交流体験を旅行者に提供できるかが重要視される時代になってきています。

一生に一度の旅行を！計画には柔軟性を！

コロナ禍で海外旅行がままならない経験をした世界中の旅行者たちは、次に旅行する時には、特別な旅にしたいと考えている人が多いことも分かりました。実際、今回のアンケートでも回答者の過半数が、2022年に一生に一度の休暇を予約したいと回答しました。さらに、回答者の7割は、キャンセルや変更する必要がある場合でも、2022年の旅行の予約する計画があると答えており、意気込みの強さがうかがえます。