ベトナム 2年ぶりに外国人観光客受け入れ再開
ベトナム政府は2月16日、外国人観光客の受け入れを3月15日から再開することを決定しました。1日あたりの新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は足元で過去最高の3万人を超えていますが、医療体制のひっ迫懸念が後退しており、経済重視の姿勢を強めるとのことです。
ベトナムが観光客の受け入れを再開するのは2020年3月以来、約2年ぶりです。

段階的に緩和へ
ベトナムは3月15日から入国制限の大半を解除し、外国人観光客の受け入れを再開しました。入国の条件として、ワクチン接種完了証明書と、出発前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書などを提示すれば、入国後の隔離が不要になります。また、一時停止中となっていた日本や韓国などへのビザ免除措置も再開しました。
ベトナムは当初、「ゼロコロナ」政策で成果を上げていましたが、しかし、厳格な規制による経済への打撃が大きく、21年7月〜9月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比6.2%減になりました。また、外資系企業や国民の不満が高まっていたこともあり、政府は新型コロナウイルス感染症の感染対策方針を見直し、段階的に緩和しました。
ベトナムの今:コロナの現況
現在、ベトナムでの新型コロナウイルス感染症の感染者数は、増加傾向にあり、平均で1日237,044人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者8,338,914人、死亡者42,014人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の80.8%で、ブースター接種完了者は46.4%になっています。ベトナムでのワクチン接種率は接種が開始した当初は、東南アジア諸国連合(ASEAN)主要国で最も接種が遅れていましたが、危機感を強めた政府は、ワクチン確保を積極的に進めきました。

ベトナム航空、国際線の運航を再開
入国規制の緩和に伴い、ベトナム航空は3月より、日本発着の
- 中部⇄ホーチミン
- 関西⇄ホーチミン
- 福岡⇄ハノイ
- 福岡⇄ホーチミン
上記の路線を再開しました。また、7月からは - 成田⇄ダナン
- 羽田⇄ハノイ
の2路線を再開します。
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