2022年への期待
パンデミックの宣言があってからまもなく2年、世界的に厳しい旅行制限を経験した人々は今、旅行の再開を待ち望んでいます。エクスペディアグループが世界8ヶ国(オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、日本、メキシコ、イギリス、アメリカ)の18歳以上の合計5,500人に対して行ったアンケート調査などをもとに2022年の旅行業界の展望と予測を行いました。
エクスペディア・フォー・ビジネスのプレジデント、アリアン・ゴリン氏は、「人々はこれまでになく目的を持った旅を計画し、休暇で過ごす時間を大切にし、ユニークな経験にお金をかける1年になるだろう。ただし、コロナ禍での予定変更に備え、多くの選択肢を手元に置きたいと考えている。」と述べ、2022年に対する旅行者の期待は大きくなっているとのことです。

高い旅行願望
回答者の81%が今後半年のうちに、家族や友人と旅行すると答え、78%は頻繁に小旅行をすると答えています。中でも、オーストラリア人は31%が既に3回の旅行を計画しているとのことです。リモートワークをよくする人の56%は、プレジャースタイルの旅行、つまり、仕事と休暇を兼ねて旅行をすると回答しています。

旅行の際の支出額は?
回答者の過半数(54%)が、パンデミック前より旅行にお金を使うと答えましたが、日本では支出予定額が約1万4,270円(130ドル)と他の国とは桁違いに少ない結果が出ています。一番多いアメリカでは、2,353ドル(約25万8,000円)、日本以外で最も少ないメキシコでも710ドル(約7万8,000円)となっています。海外旅行が非現実的な状況であることから、国内の安価な1泊旅行を想定している結果との見方もあります。
柔軟な対応が重要
パンデミックになって以来、いつどこで感染再拡大が起きるか分からないため、旅行を予約する際のキャンセルポリシーの柔軟性が重要視されるようになりました。2021年の調査では、旅行者が予約をするにあたって絶対外せない条件として、適正な価格と旅程を変更できることが上がっていましたが、今回の調査では、84%がオンラインで予約する際に割引料金が影響力を持つと回答し、柔軟なキャンセルポリシーも83%が望んでいます。
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