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外国人観光客への門戸を開く東南アジア:タイ、ベトナム編

入国制限緩和に踏み切る動き

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、国の経済を支える観光業が大きな打撃を受けている東南アジア諸国では、ワクチン接種済みの外国人観光客を対象に、入国制限の緩和に踏み切る動きが活発化しています。

タイ 2月に「テスト•アンド•ゴー」再開

タイでは2月1日、全世界からのワクチン接種済みの外国人観光客を対象に、入国時の隔離を免除(PCR検査時の1日めと5日目は指定ホテル滞在が必要)「テスト•アンド•ゴー」制度を再開しました。再開から1週間で、入国に必要な「タイランドパス」の申請者が6万人を超え、外国人入国者が急増しているとのことです。同制度はオミクロン株の世界的な流行を受けて、昨年末より停止されていました。
タイでは、2022年を観光年として定め、「Visit Thailand 2022•アメージング タイランド•アメージング ニューチャプター」というスローガンを掲げ、観光業の復興を本格化します。
一方、タイを旅行する外国人旅行者がマスク着用義務を守らないなどの問題も出てきています。タイ政府は、「ワクチン接種済みであることは、マスク非着用の言い訳にはならない。厳格に処罰する。」と警告し、公の場でマスクを着用していない人には、最大で2万バーツ(約7万円)の罰金を課すと発表しています。

タイの今:コロナの現況

現在、タイの感染者数は増加傾向にあり、平均で1日23,300人の新規感染者が報告されています。感染者数は増加傾向にありますが、重症者や死亡者の著しい増加はみられないとのことです。パンデミック開始以降、同国では感染者2,934,544人、死亡者23,021人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は74.7%で、ブースター接種完了者は80.7%となっています。

Image by : 『Googleニュース』

ベトナム「ゼロコロナ」から経済重視に転換

ベトナム政府は2月16日、新型コロナウイルス感染症による医療体制のひっ迫が見られないことから、外国人観光客の受け入れを3月15日から再開すると発表しました。ワクチン接種完了証明書や、渡航前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書の提示で、入国後の隔離が不要になる見通しです。これが実現すれば約2年ぶりに国際往来を再開させることになります。
これに伴い、2月15日には、国際定期便に関する制限措置も撤廃し、全ての国•地域を対象とした定期旅客便の運行が可能になりました。ベトナムは当初、「ゼロコロナ政策」を掲げて厳しい規制をしてきましたが、経済が大きく打撃を受けたことから、昨年10月から経済活動を段階的に緩和させる方針に転換しています。

ベトナムの今:コロナの現況

現在、ベトナムの感染者数は増加傾向にあり、平均で1日105,000人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者3,557,629人、死亡者40,338人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は80.1%で、ブースター接種完了者は40.1%となっています。

Image by : 『Googleニュース』

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