水際対策緩和へ
フィリピン政府は、2022年2月10日以降、ワクチン接種を完全に完了(接種を2回以上完了)したビザ免除国・地域からの渡航者について、隔離措置なしでフィリピンへの入国を許可する旨を発表しました。2月1日以降は、帰国するフィリピン国民もワクチン接種完了を条件に隔離措置が撤廃されます。
なお、諸外国の感染状況に応じ、フィリピン政府は「グリーン国」、「イエロー国」、「レッド国」と段階的に感染リスクに応じて検疫規制を分類していました。この分類は一時的に停止され、日本を含むビザ免除国はワクチン接種完了を条件に、受け入れが再開(30日以内の無査証短期滞在)されます。
また、2月16日より
- ワクチン接種が完了していない
- 1回接種済み
- ワクチンの接種状況が個別に認定されない
上記の外国籍者は、入国が認められません。

フィリピンの今:コロナの現況
現在フィリピンでの新規感染者数は、減少傾向にあり、1日平均14,572人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者3,601,471人、死亡者54,214人が報告されています。
ワクチンに関しては、必要回数のワクチン接種完了者は55.1%となっています。

日本→フィリピンへの入国条件
- ワクチン接種証明書の保持
- パスポートの有効期限が滞在日数に加えて、6ヶ月以上あること
- 有効な往復航空券もしくは、第三国へ出国する航空券の所持
- 日本出発48時間以内のPCR検査陰性証明書の提出
- 事前にオンラインで「One Health Pass」に登録し、QRコード及び、手続き番号の取得
- 「Trazeアプリ(接触追跡アプリ)」のインストール
ワクチン接種証明書について
日本の自治体で発行された「新型コロナウイルス予防接種証明書」(紙ベース)、また、デジタル庁が提供するデジタル証明書アプリもフィリピン入国において有効です。
なお、2回目のワクチン接種から2週間以上経過していることが入国の条件です。
One Health Passとは?
フィリピンに到着するすべての旅客は、事前にオンライン入力フォーム「One Health Pass」の登録が必要です。
フィリピン到着時に検疫局への提示が必要になります。また、出発空港にて、チェックイン時に事前に航空会社が確認を行う場合があります。なお、この入力フォームは、出発予定日の3日前から登録受付が可能になります。
Trazeアプリとは?
フィリピン運輸省の定めにより、フィリピン国内の全空港において、空港利用者の接触追跡アプリ「Traze」のインストールが義務化されています。ID/パスワードを設定し、氏名、フィリピンでの連絡先、Eメールアドレス、居住地などの情報を登録して、QRコードを取得する必要があります。
日本の水際対策は継続中
1月29日より、日本の水際対策は、帰国後の待機期間が10日から7日に短縮されました。現在、フィリピンから帰国する際には、帰国日の翌日から起算して、3日目までは検疫所が確保する宿泊施設で待機する必要があります。残りの4日間は自宅等での待機を要請しています。
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