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フランス「コロナ規制の段階的緩和」発表

ワクチンパスの運用開始

1月20日、フランス政府は、新型コロナウイルス感染症の感染対策の現行規制を段階的に緩和する方針を発表しました。
また、「ワクチンパス」の運用を開始し、重症化を避けるため、ワクチン接種の推進を続ける方針です。

ワクチンパスとは?

1月24日から16歳以上を対象にワクチン・パス(pass vaccinal)が導入されました。

  • ワクチン・パス概要
    ✔️ワクチン・パス導入後、16歳以上の全ての方は、レストラン、バー、映画館、劇場、スタジアム、長距離鉄道などを利用する際、ワクチン接種が完了していることを証明する必要あり。
    ✔️12歳から15歳の方を除き、陰性証明だけでは各施設の入場が不可能になる。
    ✔️病院や介護施設、その他の社会医療施設へのアクセスにおいては、衛生パスが維持され、(ワクチン未接種者も24時間以内に実施された)検査の陰性証明書を提示することでこれらの施設へのアクセスが可能になる。
    ✔️前回接種から7ヶ月以内にブースター接種を実施することがワクチン接種完了とみなされる条件としていたが、昨年12月末の発表によると、2月15日以降、この期間は4ヶ月に短縮される。
    ✔️1月24日以降、2月15日までに1回目のワクチン接種を実施し、その28日後までに2回目のワクチン接種を行う者は、その間の期間、24時間以内に実施された検査の陰性証明書を提示することで、ワクチン・パスを取得することが出来る。
  • 衛生パスとは?
    フランス政府によると、12歳以上16歳未満には、引き続き衛生パス(passe sanitaire)が適用されるとのことです。
    ※EU域外の外国人・留学生向け衛生パス
    :フランスを含むEU加盟国及び、その他特定の欧州諸国以外の国(▶︎日本等)でワクチン接種を受け、これから赴任などでフランスに長期滞在される方が、ワクチン接種証明書をもって、フランス国内で有効な衛生パスに相当するQRコードを申請が出来る。
    ・在日フランス大使館:EU域外の外国人、留学生向けの衛生パス

フランスの今:コロナの現況

現在フランスでは、1日平均345,401人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者18,630,430人、死亡者127,862人が報告されています。
ワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の80.1%で、必要回数のワクチン接種完了者は76.5%となっています。

Image by : 『Googleニュース』

段階的緩和

フランスのカステックス首相は1月20日、新型コロナウイルス感染症の感染対策の現行規制について、段階的に緩和していくと発表しました。
2月2日から、屋外でのマスク着用義務やイベントの人数制限、テレワークの実質的義務化が撤廃されます。
2月16日から、ディスコの営業やバーでの立ち飲み、鉄道や映画館内での飲食が再開されます。
これに先駆けて、1月24日からは飲食店や映画館への入場を16歳以上の接種者に限定する「ワクチン・パス」の運用が開始されます。

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