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イギリス、水際対策を強化:入国前のウイルス検査が必要に

変異株対策として

イギリスのサジド・ジャヴィド保健相は、7日午前4時(日本時間同日午後1時)から対策の強化が実施されると述べました。
7日午前4時以降にイギリスに入国する12歳以上の人はすべて、イギリスへ向けて出発する前の48時間以内にPCR検査か迅速抗原検査を受ける必要があります。これまでは、ワクチン接種が完了していれば、入国前の陰性証明は不要でした。
ジャヴィド氏は、オミクロン株の発見以降のイギリス政府は、変異株の影響を判断するための「時間稼ぎ」と「防疫策の実施」という戦略をとってきたと述べ、「新しいデータによって行動が必要となれば直ちに対応すると、一貫して言ってきた」と話しました。
保健相にさらに、入国から10日間のホテル隔離が義務付けられている「レッドリスト」対象国に、6日からナイジェリアを追加すると発表しました。現在の「レッドリスト」対象国・地域は以下の通りです。

  • アンゴラ
  • ボツワナ
  • エスワティニ
  • レソト
  • マラウイ
  • モザンピーク
  • ナミビア
  • 南アフリカ
  • ザンビア
  • ジンバブエ
  • ナイジェリア

保健相によると、この数日でナイジェリア渡航に関連したオミクロン株感染者が21人確認されているといいます。ジャヴィド保健相は、この人数は増えつつあり、今ではオミクロン株感染者と繋がりのある国として南アフリカに次いでナイジェリアの事例が増えていると説明しました。
イギリスでは12月4日、26人のオミクロン株感染者が新たに確認され、全体で160人となりました。その上で、ワクチン接種は今も新型コロナウイルス感染症に対する国の防御の「最前線」だとして、国民保健サービスからブースター接種の順番の連絡があれば速やかに受けるよう呼びかけました。

イギリスの今:コロナの現況

現在のイギリスでの感染者数は増加傾向にあり、平均で1日46,597人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、同国では感染者10,560,341人、死亡者145,826人が報告されています。
ワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の76.9%で、必要回数のワクチン接種完了者は70.1%になります。

Image by : 『Googleニュース』

イギリス入国の新ルール

12月7日午前4時(日本時間同日午後1時)から実施される新しいルールのもと、(アイルランドを除く)外国からイギリスに入国する12歳以上の者は全員、搭乗前48時間以内にPCR検査か迅速抗原検査を受ける必要があります。
オミクロン株が確認されて以降は、入国後2日以内のPCR検査で陰性が確認されるまでは自主隔離が必須であり、これは継続の方向です。
入国後のPCR検査は政府承認の民間機関で受ける自費検査で、国民保健サービスの無料検査は利用できません。
イギリス政府は、6日午前4時からナイジェリアが追加された「レッドリスト」からの入国は認められず(イギリス人、アイルランド人、イギリス在住者は除く)、入国が認められても政府指定のホテルで自費で10日間、自主隔離が必要になります。

Image by : 「日本橋夢屋」

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