12月1日から開始
オーストラリア政府は12月1日からワクチン済みの日本人と韓国人の観光客を含む渡航者を隔離なしで受け入れることを発表しました。
ワクチン接種を完了していることやPCR検査で陰性であること、ビザの保有などの条件を満たしていることが必要です。

オーストラリアの今:コロナの現況
現在のオーストラリアでは1日平均1,362人の新規感染者が報告されています。若干減少傾向ですが、パンデミック開始以降、同国では感染者213,357人、死亡者2,021人が報告されています。
ワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の78.2%で、必要回数のワクチン接種完了者は73.7%に達しています。
また11月28日、アフリカ南部からシドニーに到着した2人から新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」が検出されたと発表があり、緊張が高まっています。

日本人観光客の入国条件
オーストラリア連邦政府の公式サイトによると、オーストラリアへの入国にあたって必要な条件は以下の通りです。
- 日本のパスポートを保有
- 自国からの出発
- オーストラリア医療製品管理局(TGA)が承認したワクチンの完全接種
- 有効なオーストラリアのビザ保有(観光や出張目的も含む)
- ワクチンの接種証明書の提示
- 出発時間から72時間以内に実施したPCR検査結果の陰性証明
- 特定の管轄区域(ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都特別地域)へ入国する者、ただし、入国後に他州へ移動する場合には、各州政府の規則に従う必要がある
渡航には有効なビザが必要ですが、対象ビザには、ビジネス目的や学生、人道的理由に基づく入国者、ワーキングホリデーの利用者、家族関連の暫定ビザのみならず、観光目的も含まれます。
シンガポールとのトラベルバブル開始
オーストラリアは、11月22日からシンガポールとの間でトラベルバブルを開始しています。条件として、
- ワクチン接種を済ませていること
- 渡航の72時間以内に取得したPCR検査の陰性証明の提示
などが条件で、観光目的での入国も許可されます。今回のトラベルバブル締結にによって、2国間では検疫や隔離措置のない相互の国際往来が可能になります。
オーストラリア政府観光局のマネージングディレクターは、トラベルバブルに伴う海外旅行再開について「シンガポールからオーストラリアに戻ってきた友人を迎えることができて本当に嬉しく思います。」と喜びの意を示しました。また、「両国間の検疫なしの旅行は、オーストラリアへの国際観光を再構築する上で重要なステップ」とも言及し、その上で他国からの海外旅行を早期に再開させたい姿勢も見せています。
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