「日韓復興協議会」開催
11月15日、韓国文化体育観光部は、同月17日に日本の国土交通省と「日韓復興協議会」をオンライン形式で開催しました。
協議会の概要は、日韓の観光当局は、今後の両国の観光交流の再開に向けた努力や、観光産業の再生等の必要性について認識を共有し、そのための方策について意見交換を行い、以下の内容について確認文書に署名しました。
- 日韓関係の基盤となる観光交流の再開
- 観光産業の継続および再生
- COVID-19以降の持続可能な観光の推進
また、次回は2022年に韓国で開催することが決定しました。

韓国では感染状況の深刻化
日韓の交流再開が模索されている一方で、韓国では新型コロナウイルス感染症の感染状況が深刻化しています。
韓国では11月から段階的日常回復「ウィズコロナ」が施行され、レストランやカフェといった飲食店の営業規制が解除されています。
新規感染者は10月下旬に一時減少したものの、11月以降、1日あたりの新規感染者は2,000人〜3,000人を記録しており、再び増加傾向にあります。
中央災難(災害)安全対策本部によると、全国の新型コロナウイルス感染症の重症患者用病床の稼働率は62.1%(11月14日時点)であり、ソウルや仁川などの首都圏では既に70%を軒並み超えています。
韓国政府の新型コロナウイルス中央対策本部は事態の悪化を懸念し、11月5日と12日に相次いで病床動員(予備)行政命令を発令しました。
韓国の今:コロナの現況
現在の韓国では、新型コロナウイルス感染症の感染者数は増加傾向にあり、平均で1日3,100人の新規感染者が発表され、パンデミック開始以降、同国では感染者425,065人、死亡者3,363人が報告されています。
ワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の81.7%で、必要回数のワクチン接種完了者は78.5%になります。

日本に「開国」望む声
一方で韓国に限らず、日本への入国を望む外国人は多く存在します。
アメリカをはじめとした各国が段階的に入国制限を解除しているなか、日本は未だ厳しい水際対策を敷いており、現時点では観光目的での入国は一切できません。
こうした日本政府の姿勢をみて、さまざまな事情から入国を望む外国人は日増しに不満を募らせており、Twitterでは「#開国しなさいニッポン」というハッシュタグが流行しています。
日本の今:コロナの現況
日本では1日平均153人の新規感染者が報告されています。パンデミック開始以降、感染者は1,726,001人、死亡者は18,347人が報告されています。
ワクチン接種に関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の79.1%で必要回数のワクチン接種完了者は76.8%になります。

■グローバル・タックスフリー株式会社
担当部門:広報部
所在地 :東京都港区六本木7-8-6 7階
電話番号:03-5544-8371
公式ホームページ: https://global-taxfree.jp/
公式ブログ : https://globaltaxfree.jp/