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日台間 「トラベルバブル」協議中へ

積極的に協議へ

台湾の中央感染症式センターで指揮を執る陳時中衛生福利部長(保健相)は11月5日の会見で、台日間での観光往来再開の枠組み「トラベルバブル」についてお互いの窓口機関を通じ積極的に協議していると明らかにしました。
新型コロナウイルス感染症の国内感染が落ち着いた台湾では、日本の感染数の減少を受け、台湾とパラオの間で実施されているような「トラベルバブル」の実現可能性を指摘する声が上がっています。


※「トラベルバブル」とは、経済的・社会的に結びつきの強い国・地域同士が一つのバブル(泡)の中に入り、その枠組みの中で新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止しつつ、旅行の選択肢の幅を広げる取り組みのこと

台湾の今:コロナの現況

現在の台湾では1日平均5人の新規感染者が報告されています。ピークだった5月30日の1%になります。パンデミック開始以降、同国では感染者16,479人、死亡者848人が報告されています。
ワクチンに関しては1回以上のワクチン接種完了者は75.4%で、必要回数のワクチン接種完了者は41%に留まっています。

Image by : 『Googleニュース』https://bit.ly/3Cga6TI

台湾とのトラベルバブル

陳時中衛生福利部長は5日の記者会見で日本の感染が減少傾向にあるのを「良い兆候」であると歓迎。「双方の駐在員事務所を通じて積極的に協議している」と述べました。
感染症専門医は11月1日に、このまま日本での新型コロナウイルス感染症の感染が抑えられれば両国でのトラベルバブルが考えられると述べています。また、日台館でのワクチン接種証明の相互認証についての協議も始めているとのことです。

トラベルバブルの前例も

4月には台湾とパラオの間で「トラベルバブル」が行われていましたが、新型コロナ感染症の感染拡大に伴い中止せれており、8月14日に再開されています。再開当初、桃園国際空港から148人の参加者が旅立ちました。
中央感染症センターの発表では、参加者はパラオとのトラベルバブルでは台湾に帰国後、強化版自主健康管理や、再度のPCR検査などが義務付けられています。桃園国際空港では専用の通路と検査場などを設け、一般客との分離や消毒を行なっています。

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