入国制限を緩和へ
イスラエル政府は、観光目的を含む外国人の入国制限を11月1日から緩和しました。
イスラエルの入国前の14日間、「レッドリスト」に滞在していないことも条件として含まれますが、現在レッドリストに指定している国はなく、緩和対象には日本も含まれています。

渡航者の条件
イスラエル政府は、11月1日から観光目的を含めた外国人の入国制限を緩和しました。緩和の対象となる渡航者の条件は以下の通りです。
- イスラエル入国前の14日間、レッドリストに指定された国に滞在していないこと
- WHOが指定した新型コロナワクチンを接種していること
(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソン、シノバック、シノファーム)
あるいは、新型コロナウイルスの感染から回復していること
イスラエルの今:コロナの現況
現在のイスラエルでは1日平均523人の新規感染者が報告されています。ピークだった9月14日の5%になります。パンデミック開始以降、同国では感染者1,336,882人、死亡者8,140人が報告されています。
ワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口比の68.1%で必要回数のワクチン接種完了者は全人口比の62.7%になります。
世界に先駆けてワクチン接種を進めてきたイスラエル、今年8月には3回目のワクチン接種も開始しました。11月9日時点の3回目の接種率は約43%に上っています。

PCR検査の義務、海外保険加入の必要も
政府が発表した新たなルールによると、イスラエルへの出発72時間以内にPCR検査を受けることが義務付けられています。渡航前のオンラインでの入国申告の提出も求められています。
入国申告の内容は
- パスポート情報
- 渡航者の個人情報
- 入国の際の交通手段
などの入力が必要となっています。
他にもイスラエル滞在中のコロナ感染についての治療費を負担する海外保険に加入している必要があります。
既にイスラエルと電子接種証明の相互認証が行われている国からの渡航者は証明書に付随しているQRコードをアップロードして搭乗前にグリーンパスを受け取る必要があります。
イスラエルと電子接種証明の相互認証や非電子接種証明を発行している国からの渡航者(日本はこの方法に該当)は、イスラエル政府のウェブサイトからワクチン接種を申告、証明書をアップロードすることで搭乗前にグリーンパスを受けることができます。
イスラエルの空港に到着後に再度PCR検査を行い、陰性になるまで、または24時間は隔離が必要になります。
※「グリーンパス」過去記事参照:『イスラエル、接種証明に「有効期限」:失効の可能性も
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