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マカオ、インバウンドの旅客数の回復続く

インバウンド回復傾向

マカオ政府旅遊局(MGTO)は10月29日、同月20日から28日までの1日あたりの平均インバウンド旅客数が延べ2.5万人を超え、26日には9月25日に新型コロナウイルス感染症防疫措置が引き締めとなって以降の最多となる延べ2万8299人を記録したと発表しました。

マカオの今:コロナの現況

マカオでは、パンデミック開始以降、新型コロナウイルス感染症の感染者は77人が報告され、死亡者は報告されていません。デルタ株の出現で多少の制約はありましたが、現在は国境の制限以外は緩和傾向です。
また、ワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の66.4%で、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の50.5%になります。
9月下旬と10月初旬に新型コロナウイルス感染症の市中感染確認例が相次ぎ出現し、その多くが感染力の強いデルタ株だったことから、水際措置及び、域内における防疫措置の強化と二度にわたる全市民対象のPCR検査実施などの対策が講じられました。全市民対象のPCR検査結果は全員陰性で、市中における伝染がなかったことがわかり、最後の市中感染確認から約3週間を経た現時点まで新たな感染確認例は出現していないとのことです。

Image by : 『Googleニュース』

中国と香港に向け入境制限緩和

マカオにおける新型コロナウイルス感染症における状況が再び落ち着いたことを受け、各種防疫措置についても段階的に緩和も進みました。10月19日正午にマカオから中国広東省珠海市へ入境する際の隔離検疫が免除となり制限は従来レベルまで戻っています。
これを機にMGTOでは中国本土市場向けのオンラインを活用したインバウンド誘致プロモーションを強化して臨んでいるとのことです。また、今後も中国本土各地でのリアルイベントを通じたプロモーションも積極的に展開し、多くのインバウンド旅客の呼び込み、消費を促進することで、経済効果をもたらし、観光業の復活に寄与したいとしています。
また、香港政府も10月28日、マカオにおける状況が落ち着いたとし(同日まで19日連続市中感染確認例ゼロ維持)、マカオからの一定の条件を満たす非香港居民の入境者を対象とした隔離検疫免除スキーム「来港易(Come2HK)」、同じく香港永久性居民身分証保有者対象の「界港易(Return2HK)」を導入しています。マカオからの両スキームを利用した入境者に対する隔離検疫免除を11月2日に再開すると発表しています。
なお両スキームの利用にあたっては諸条件があり、事前に専用サイトで予約を済ませる必要があります。(※詳細は在香港日本国総領事館のホームページでご確認ください。)

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