全36便の国際線再開
タイ国際航空は10月14日、2021年11月から2022年3月までの冬季運行スケジュールを発表し、その中で、11月から1月にかけて、成田、大阪、名古屋へのルートを含む全36便の国際線が再開する見通しです。
なお成田、大阪、名古屋は11月から、羽田空港は来年の1月から運航が再開する見通しです。
同社は「タイへの海外からの訪問者を歓迎するという政府の方針を支持し、国際線での空の旅の需要の高まりに応える」としています。
タイの今:コロナの現況
タイでの感染者数は減少傾向にあり、平均で1日9,756人の新規感染者が報告されています。1日平均人数のピークだった8月17日の45%になります。パンデミック開始以降、同国では感染者1,841,131人、死亡者数18,699人が報告されています。
また、ワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の57.4%で、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の39.8%に留まっています。

インバウンド再開に向けて
11月1日より低リスク国からの入国は隔離免除等の検討しているタイ政府。隔離免除対象者はワクチン接種が条件とし、出発前のPCR検査で陰性証明の提示、タイ到着後もPCR検査で陰性証明がされれば隔離なしで国内を自由に移動可能になるとのことです。
過去記事:『タイ、5都市で外国人観光客受け入れ再開』
- 低リスク国リスト


国際往来の加速に期待
タイ国際航空は、11月から全36便において国際線を再開させると発表しました。外国人観光客を隔離なしで受け入れるプーケットサンドボックスを支援するため、ヨーロッパの国々を対象に7便が運航する見通しです。
- 来年1月までに運行再開を発表
ヨーロッパ及び、オセアニア:計10便
アジア:計19便 - 日本の再開
成田、大阪、名古屋:11月から週4便
羽田:来年1月から週3便
タイ国際航空はこの決定に関し、「国の経済と旅行及び、観光産業の復活を目指す国のフラッグキャリア」として、コロナ対策を万全にしたうえで迎えると強調しました。
日本からタイへの入国に関して、外務省によると10月15日現在、日本の「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書」が利用可能です。
タイから日本の入国についてもワクチン証明書ができるようになっており、相互に隔離期間が短縮されるような仕組みづくりができています。
国際便の再開により、往来が加速することが期待されます。
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