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アメリカ、11月から国境再開:ワクチン接種を条件に

国境再開へ

アメリカ政府は新型コロナウイルスの感染予防対策として2021年3月以降、カナダやメキシコとの陸路の国境において、通勤・通学などを除く不要不急の入国を制限してきました。
10月12日、国土安全保障省(DHS)は11月から、不要不急の要件でも、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了していれば、陸路または海路でアメリカに入国できると発表しました。また、2022年1月以降は、必要不可欠な要件の移動も含めて、メキシコとカナダからの全ての入国者に対してワクチン接種完了の証明の提示を義務付けるとしています。

通常の移動の再開は?

国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス長官は「安全かつ持続的な方法での通常の移動を再開するため、取り組みを進められることをうれしく思う」と表明しましたが、通常の移動が再開される具体的な時期については言及しませんでした。

アメリカの今:コロナの現況

アメリカの現在の新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少傾向にあり、平均で1日87,038人の新規感染者が報告されています。これは1日平均人数のピークだった1月8日の35%程度になります。パンデミック開始以降、同国では感染者数44,859,116人、死亡者数723,931人が報告されています。
またワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の66.1%で、必要回数のワクチン接種完了者は57.1%になります。

Image by : 『Googleニュース』

11月8日からの入国はワクチン義務化

アメリカのバイデン政権は、10月15日、入国する外国人に新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種完了を11月8日から義務づける方針を示しました。これに伴い、欧州や中国などからの入国禁止措置は解除されます。一方、入国禁止の対象外でした日本にとっては、新たに接種義務が課せられ、規制が強化される形となります。

国ごとの入国禁止措置撤廃へ

アメリカは現在、欧州の大半の国や中国、インド、ブラジルなどに過去14日以内に滞在した外国人の入国を原則認めていません。これに対し、日本など入国禁止の対象になっていない国では、出国3日前までの新型コロナウイルス検査の陰性証明書の提出などの条件を満たせば入国を許可していました。
ですが、世界でワクチン接種が拡大し、規制見直しを求める声が相次いでいるため、アメリカ政府は国ごとの入国禁止措置を撤廃する代わりに、一律にワクチン接種完了を義務づける方針に転換するとのことです。
新規制では、外国人が空路で入国する際には、接種完了の証明と陰性証明書の提示が求められます。入国後の隔離は不要になります。

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