11月から新体制「withコロナ」
韓国では、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が2,000人を超える日が続くなど、高まり状態が続いています。
一方では、ワクチン接種完了率が全人口の50%を超え、政府が目標としている接種完了率70%の達成が近づく中、規制緩和の動きもみられます。今年11月から「with コロナ」を推進すると発表しました。

韓国の今:コロナの現況
韓国では、1日平均2,029人の新規感染者が報告されています。ピークだった10月1日の76%になります。パンデミック開始以降、同国では感染者334,163人、死亡者2,594人が報告されています。
まわワクチンに関しましては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の77.3%で、必要回数以上のワクチン接種完了者は全人口の59.1%になります。

感染拡大で規制延長も
韓国政府は、10月3日、前日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者が2,086人だったと発表しました。検査数が減少する土曜日の感染者としては、9月26日に次いで過去2番目の多さとなりました。
韓国では感染力の強いデルタ株の影響で6月下旬頃から新規感染者が急増し、高止まりが続く「第4波」に見舞われています。9月25日には、秋夕(中秋節)連休に伴う帰省などが影響し、新規感染者が3,273人を過去最多を更新しました。
韓国政府は10月1日、首都圏で敷かれている規制措置を現行の最高レベル「第4段階」(夜10時以降の外食禁止、午後6時以降の3人以上の集まり禁止等) のまま2週間延長すると発表しました。首都圏以外でも現行の「第3段階」を維持しています。
ワクチンパスポート検討
韓国では、ワクチン接種完了者の割合が10月末から11月初旬に成人のワクチン接種完了率が80%に達する見込みから、政府は11月初めに「段階的な日常回復(with コロナ)」を推進し、接種証明書を活用したワクチンパスポートの導入を検討していると発表しました。
ワクチンパスポートが導入された場合、パスの発給を受けていない未接種者は施設の利用や行事などへの参加などが一部制限される可能性が高いといいます。
日本も隔離免除に
韓国の疾病管理庁は9月17日、10月1日から適用される「変異株流行国「変異株流行国」リストを公表し、日本を含む18ヶ国がこのリストから除外されました。
「変異株流行国」以外の国から韓国へ入国する際は、ワクチン接種を完了し、一定の渡航事由があれば入国後の14日間の隔離が免除されます。
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