感染状況の改善が継続
9月21日、アルゼンチンのカルラ・ビソッティ保健相とフアン・マンスール首相は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による行動制限措置を大幅に緩和することを発表しました。
保健相は緩和措置として「全国で新型コロナウイルス感染症の感染状況の改善が続いており、デルタ型変異株のまん延が防止できている。」ことを挙げました。

アルゼンチンの今:コロナの現況
アルゼンチンでの新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少傾向にあり、平均で1日1,595人の新規感染者数が報告されています。1日平均人数のピークだった今年5月23日の5%になります。パンデミック開始以降、同国では感染者数5,250,402人、死亡者数は114,862人が報告されています。
また、ワクチン接種に関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口の65.6%で、必要回数のワクチン接種完了者は全人口の47.5%になります。

主な緩和措置とは
アルゼンチン政府が発表した、10月1日に開始する主な緩和措置は以下のとおりです。
- 屋外でのマスク着用義務を一部解除。(人の密集する場所では引き続き義務付けられる)
- 集会に人数制限を設けない。ただし、蜜を避け、マスクを着用し、換気を徹底。
- 経済、工業、商業、サービス、文化、スポーツ、宗教、教育、観光、娯楽、社会などの活動に係る屋内の人数制限を撤廃。ただし、蜜を避け、マスクを着用し、換気を徹底。
- 修学旅行、団体、グループ旅行を許可。
- ディスコの収容人数は最大50%で、入場者は14日前までに2度目のワクチン接種を完了した者のみ。
- パーティー会場および、類似の活動では、2度のワクチン接種または、イベントの48時間前にPCR検査または、抗原検査を受け、陰性証明書を提出。
- 1,000人以上のイベントの場合、10月1日から会場の収容人数は最大50%とする。
- 隣国からの観光目的などの外国人は強制隔離を免除し、入国が可能。
- 10月1日から11月1日にかけ、入国者数の制限をさらに緩和。
- 11月1日以降は全ての外国人の入国を認める。
入国の際の条件は
- 入国の14日前までに必要回数のワクチン接種を完了していること、出国前72時間以内にPCR検査を受けて陰性証明書を提出し、入国後5〜7日目にPCR検査を受けること。
- 必要回数のワクチン接種を完了していない場合、入国時に抗原検査、強制隔離を行い、入国7日目にPCR検査を受ける。
また、アルゼンチン人、アルゼンチン居住者、商用目的での入国を移民局が認めた非居住者の強制隔離を、必要回数のワクチン接種を完了していることを条件に免除する措置は、9月24日からを予定しています。
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