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スイス、屋内活動にワクチン接種を義務化

実施期間も設定

スイス連邦参事会は、集中治療室の稼働状況など病院のひっ迫した状況をふまえ、屋内活動にワクチン接種を義務化することを発表しました。
実施期間は2021年9月13日〜2022年1月24日で、13日からはレストランや美術館を始めとした屋内施設に利用範囲を拡大するということです。

スイスの今:コロナの現況

スイスでは、1日平均2,146人の新規感染者が報告されています。1日平均がピークだった11月6日の26%になります。
パンデミック開始以降、同国では感染者828,347人、死亡者11,021人が報告されています。
またワクチン接種に関しては、1回以上のワクチン接種完了者数は全人口の62%で、必要回数以上のワクチン接種完了者数は全人口の53.7%となります。

Image by : 『Googleニュース』https://bit.ly/2XxwOaX

屋内施設の利用に証明書が必須に

今回の義務化は、「COVID証明書」が導入されたことによるもので、医療のひっ迫した状況を背景に16歳以上に同証明書の提示義務が課されます。

  • フィットネスセンター
  • プール
  • 博物館
  • 文化イベント
  • カジノ
  • 動物園
  • 図書館、美術館等
  • 映画館
  • レストラン

への入場は証明書を所持している人に限られるということです。
また、提示の必要性がある施設やイベントで、

  • 証明書未所持の利用客 ▶︎ 罰金
  • 証明書のチェックを怠ったイベント主催者や施設
    ▶︎ 罰金、閉鎖措置

が課されます。

制限解除も

政府によると、証明書の利用で、感染していない人や感染のリスクが低い人としか接触しなくなるため、感染のリスクを大幅に減らす事が可能とした上で、証明書が必要なイベントでは、マスクの着用など、その他の保護措置が全て解除されるとしています。

「COVID証明書」とは

COVID証明書には、

  • 「新型コロナウイルスワクチン証明書」
  • 「回復証明書」
  • 「陰性証明書」
Image by : https://bit.ly/3AjKapX

同証明書は、連邦政府の電子署名が含まれたQRコードを記載した紙または、電子媒体で提供され、

  • 本人の氏名
  • 生年月日
  • 証明書番号
  • ワクチン接種
  • 回復
  • PCR陰性または、迅速抗原検査の詳細

が含まれています。
スイス連邦参事会の声明によると、「全体的な状況をふまえて、16歳以上の人に証明書の必要性を拡大することを決定した。これは、病院が過剰な負担を強いられるのを防ぐためで、この措置が病院の状況に影響を与えるには、2〜3週間かかるだろう。」また、「日感染者の割合が大きいため、再び強い感染の波が来ることは避けられない。ワクチン接種が再開されたとはいえ、全体の接種率はまだ低い。」と述べており、今後も積極的にワクチン接種を国民に促していくと考えられます。

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