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ノルウェーが1位「世界一安全な国ランキング」:ワクチン接種率や国境開放度で高評価

コロナの安全水準

アメリカの大手総合情報サービス会社であるブルームバーグは、2020年以降、53の国・地域を対象に最も安全な国・地域の番付である「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」を発表しています。社会や経済への打撃を最小限に抑えながら、新型コロナウイルス感染症に効果的に対応できている国と地域が上位を占めるこのランキングで、7月は前月1位に浮上したアメリカが5位に後退、ノルウェーが1位になりました。

先月のランキングではアメリカが首位

新型コロナウイルス感染症収束後を見据えて前回から、ワクチン接種率と国境の開放度を指数に加えたため、6月は接種率の高いアメリカが首位に立ちましたが、そのアメリカはデルタ株による新規感染の拡大と、それに伴う一部地域の行動制限、接種率の伸び悩みが反映されランクダウン。
英国も同様で、7月に規制を撤廃したものの、デルタ株による感染者激増で16ランク下げて25位となりました。(過去記事:「アメリカが首位浮上:世界一安全な国ランキング with コロナ」)

首位のノルウェーの現況

ノルウェーでの新型コロナウイルス感染症の感染者数は増加傾向にあり、平均で1日818人の新規感染者が報告されています。これは1日平均人数のピークだった1月10日の80%になります。
また、ワクチンに関しては、1回以上のワクチン接種を完了した人は、全人口の70.9%で、必要回数のワクチン接種を完了した人は、全人口の48.6%になります。
人口の約半分がワクチン接種を受け、新たな死者はほとんどなく、国境の開放度も高いです。

Image by : 『Googleニュース』https://bit.ly/3jFySqi

各国の推移

ヨーロッパ諸国がワクチン接種と経済再開でアメリカに追いつき、場合によっては追い越しました。
ワクチンが正常化への鍵であることは、ますます鮮明になりつつあります。スイスもノルウェー同様、死者数減少で、隔離なし渡航が可能になり、2位となりました。感染を抑え込んでいるニュージーランドは上位3位内に定着し、今回は3位です。
また、日本のランキングは、4月7位、5月14位と徐々に順位を下げ、6月は入国規制の状況が影響し、23位まで落ちました。
今月の発表では、3ランクダウンの26位で、ワクチン接種率、フライト能力、ワクチン接種後の移動可能ルートが低評価となっています。

コロナ前の日常に

新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから、1年半が過ぎ、ブルームバーグが毎月まとめる、世界で最も安全な国・地域の番付「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」では『正常化』が鍵になりました。
『正常化』への近道として、ワクチン接種が鍵であることが、このランキングでも見えてきました。
全世界の人に、ワクチン接種を強要することは出来ませんが、誤情報や噂に左右されず、正しい情報を手に入れ、正しい道を進んでコロナ前のような日常が一刻も早く戻ってくることを期待します。

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