カテゴリー
ブログ 未分類

英 ヒースロー空港、旅行規制の緩和で旅客数74%増

前年同月と比較し大幅に増加

ロンドン西部に位置するイギリス最大の空港、ヒースロー空港は、イギリス国内で新型コロナウイルス感染症の感染拡大のために敷かれていた規制の緩和で2021年7月の旅客機が前年同月と比較して74%の増加に転じたことを発表しました。

イギリスの今:コロナの現況

イギリスでの感染者数は増加傾向にあり、平均で1日 28,296人の新規感染者が報告されています。1日最多感染者数が68,053人だった1月8日の約45%になります。1日あたりの新規感染者数の平均が3週間で9,400件以上減少しました。
また、新型コロナワクチン接種に関しては、1回以上のワクチン接種完了者は全人口比の71.2%で、必要回数のワクチン接種完了者は全人口比の61.3%になります。

イギリスでは、今年7月に国内の新型コロナウイルス規制を最終段階(ステップ4)に移行し、ソーシャルディスタンスの確保や店舗、公共交通機関などでのマスク着用など、法的義務の多くを撤廃しました。

Image by : 『Googleニュース』https://bit.ly/3m8GZwZ

ワクチン接種完了で渡航制限緩和

イギリス国内で5月17日より導入されている「Green list」というシステムがあります。世界各国・地域を感染状況や新型コロナワクチン接種の進捗に応じて、信号と同じ「赤・黄・緑」に色分けします。「緑色」が最も安全となっており、これらの国や地域には、5月17日から海外旅行が可能になっており、さらに、該当国からの帰国時には、隔離義務が免除されます。
日本はシステム発表当時の「黄色」リストに含まれており、ワクチン接種を完了していなければ、出発前後のウイルス検査と入国後に10日間の隔離が必要となります。

過去記事参照:『イギリス 海外旅行の制限をさらに緩和へ』

大西洋横断路線 再開

イギリスの2021年7月の旅行者数は、1,510,845人で2020年3月以来の月間最高旅客数を記録しています。
さらに、北米からの旅客数は前年同期比約230%増加したことで、ニューヨークJFK空港はヒースロー空港で最も人気のある路線に返り咲いたということです。
今週末にはアメリカの航空会社「ジェットブルー」を迎え、大西洋横断路線をさらに充実させる予定ということです。
イギリスは指定のワクチンを接種したアメリカ人渡航者に対しては、検疫なしで渡航可能としています。一方、アメリカでは、入国3日以内に受けた陰性証明書を必要としている点から、ワクチンを接種したイギリス人旅行者と相互協定を結ぶ必要があるという見方を示しました。

■グローバル・タックスフリー株式会社
担当部門:広報部
所在地 :東京都港区六本木7-8-6 7階
電話番号:03-5544-8371
公式ホームページ: https://global-taxfree.jp/
公式ブログ   : https://globaltaxfree.jp/