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韓国、国際観光再開視野に準備

観光客受け入れに向けた方向性

韓国観光公社(KTO)は7月30日に行われた JATAアウトバウンド促進協議会(JOTC)のウェビナーで国際観光再開に向けた準備状況や日本からの観光客受け入れに向けた方向性について説明しました。
韓国は感染状況やワクチン接種の動きを見据えながら、段階的に国際観光を拡大していき、10月以降の早い段階での全面再開に向けて準備を進めていることを明らかにしました。

韓国の今:コロナの状況

韓国では、1日平均1,499人の新規感染者が報告されています。「デルタ株」の国内流行に伴い、2021年6月下旬から感染者が増加し、7月27日には最多の1,896人の感染者数になりました。「デルタ株」の感染拡大に加えて、夏休みに入り、各地で行楽地など地方への人の移動が増えていることが背景にあるとしています。
また、ワクチン接種に関しては、1回以上接種した人は人口比の40.4%で、必要以上のワクチン接種完了した人は人口比の14.9%になります。

Image by : 『Googleニュース』https://bit.ly/37v8uIF

10月にも観光客受け入れへ

KTOは7月30日、JATAのウェビナーで早ければ10月にも国際観光を始める意向を示しました。
また、日本からの観光客の受け入れについては、管理型のパッケージツアーから受け入れ拡大を目指していく方針とのことです。
さらに、日本からの早期訪韓再開を目指す覚書(MOU)が締結され、商品造成や販促に向けて共同で推進していく方針です。
この方針によると、以前のような自由な旅行はまだ先なようですが、国際観光に光がさして来たようです。

トラベルバブルの導入

韓国の国土交通部は、国際観光の再開に先立ち、7月1日にサイパンとのトラベルバブル調印の様子を写真付きで発表しました。
なお、トラベルバブルで利用される両国の保健当局が承認したワクチンは、

  • 米 ファイザー
  • 米 モデルナ
  • 米 ヤンセンファーマ
  • 英 アストラゼネガ

の4種です。
トラベルバブルを利用した旅行には、保健当局が発行した

  1. ワクチン証明書
  2. 出発72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書

が必要です。
現地に到着した当日に再度検査を受けて、指定されたホテルの客室で待機し、陰性が確認されれば自由に旅行が可能です。
このトラベルバブル調印の締結にあたり、韓国の国土交通部国際航空課長は「今回の協力締結が航空や観光産業の回復につながることを願う」とし、「今後も防疫優秀国とのトラベルバブル締結のために努力する」と述べました。

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