成人の80%が接種完了
グアム政府は、グアム島の成人の80%が新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完了させたと発表しました。これに伴い、感染症拡大防止のために島内でしかれていたほとんどの制限が解除されました。
韓国との定期航空便も再開し、一部地域ではグアム観光局によって島民や観光客が利用できる無料のバス走行が始まるなど、観光業の回復に向けた動きも始まっています。

グアムの今:コロナの現況
グアムの新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は2021年8月8日時点で52人で、累計感染者数は8,725人です。
また、2020年12月17日〜8月8日までに投与されたワクチン接種のうち予備的な接種として、JIC(Joint Information Center)に報告されたものです。
- ワクチン接種済人数
1回目:94,502人、2回目:89,638人
必要回数接種済(12歳以上):104,447人 - ワクチン接種率
80.50%

島内の制限緩和
グアム政府は、島内のワクチン接種完了率が目標を達成したことを受け、感染症対策として設けていた制限を7月30日より緩和しました。
経済活動に対して課されていた、社会的な集まり、社会的距離の確保、予約制による運営などの制限はすべて解除されます。これまで制限が求められていた主なビジネス、サービスは以下の通りです。
- 飲食施設(フードコート、店内飲食レストラン、バーや居酒屋)
- 体育館、フィットネスセンター
- ウォーターパーク、スイミングプール
- セラピーマッサージ施設
- 組織化されていない集まりの身体活動 / スポーツ
- 化粧品店
- 通夜、葬儀
- 礼拝所
なお、すべての企業は、従業員や利用者にグアムCOVIDアラートアプリのダウンロードを義務付け、可能な限り在宅勤務を奨励することが強く推奨されます。また、島民や観光客の安全確保のため、すべてのビジネスサービス、屋内外を問わず人が集まる場所でのマスク着用義務は今後も継続していくとのことです。
進む観光回復
制限解除の同日より、グアム政府観光局(GVB)は島内のタモン地域内で無料のトローリーバス運行を開始しています。
このバスはグアム・プレミアム・アウトレットからマイクロネシアモールまでの間を走行をするサービスで、島民や観光客は無料で利用可能です。
GVB局長のカール・T・C・グティエレス氏は、トローリーバス運行サービスについて「私たちの地元のコミュニティをサポートする機会を提供します。」としており、経済活動再開への前向きな意向を示しています。
また、7月31日にはグアム – 韓国間の定期便も再開しました。グアムに到着したのは韓国の格安航空会社、ティーウェイ航空で週1回の定期便だということです。GVBによると、今後も大韓航空、ジンエアーなどの航空会社を迎え入れるとしています。

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