カテゴリー
ブログ 未分類

2020年比で高まる旅行需要:衛生管理とキャンセルポリシーが鍵

ワクチンパスポートで海外旅行に?

ワクチン接種が進んでいる欧州からは、ワクチンパスポートで海外旅行が可能になるというニュースが入ってきています。サマーシーズンを目の前に、旅行需要の高まりが予想される中、世界的なオンライン旅行会社のエクスペディア・グループが行った調査「What travelers want in 2021」では、アンケートの回答者の31%がワクチン接種をする前には旅行をしないと答えています。

旅行検索数、今年は増加傾向

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により2020年は旅行計画を大幅に変更した人も多かったです。
調査によると、メキシコ、カナダでは半数近くが中止または延期をしたとのことです。逆にフランス、日本では7割以上が計画を実施したことがわかります。また、2020年には減少した旅行検索数も、今年初めには、国内及び、海外旅行の検索が増加し始め、旅行需要は依然として高いことは明らかです。

旅行先はコロナ意識で解放的な場所が人気

同調査にて、『今後18ヶ月の旅行先として考えているのは?』の質問に対して、45%の旅行者が「ビーチリゾート」と回答。また、36%の人が「大都市」、33%「小さな町や村」、25%「田舎」、23%「山」と答えました。
換気が出来る広い場所や人手の少ない非都市も注目を集めています。
目的地のタイプを問わず、旅行先は「車で行けて、自宅からさほど離れていない場所」であることを最も重要と考えていることがわかりました。これは2020年と変わらない傾向であり、いわゆるマイクロツーリズム(小規模なエリアで行われる限定的な旅行)が好まれる傾向は当面続くとみられます。

最重要視は衛生管理とキャンセルポリシー

今回の調査結果から、旅行者は予約時に「清潔で衛生的な環境であるかどうか」を最も考慮していることが明らかになりました。「清掃・安全衛生対策を重要視する」と回答した旅行者は、半数近くにあたる42%にのぼりました。
また、新型コロナウイルス感染拡大以降は、「予約の変更・キャンセルへの柔軟な対応」を重視する旅行者が大幅に増加しました。約60%の旅行者が「たとえ割引料金であっても返金不可の客室を予約するつもりはない」と回答しています。この結果は同様の割合(66%)の旅行者が「割引料金なら返金不可の客室を予約するつもりだ」と回答した2020年と比較すると、ほぼ逆転したことになります。

「信頼感」が重要

いつどこで感染するかわからない、新型コロナウイルス感染症の大流行で、自粛が続いていてストレスがたまっている旅行者は、これまでよりも時間をかけて理想の旅行先を探している傾向があり、彼らにとっては「信頼感」が重要な要素であることも明らかになっています。明確で丁寧なコミュニケーションを心がけている宿泊施設はキャンセル率が低いと共に、お客の満足度も高く、口コミも高評価です。

■グローバル・タックスフリー株式会社
担当部門:広報部
所在地 :東京都港区六本木7-8-6 7階
電話番号:03-5544-8371
公式ホームページ: https://global-taxfree.jp/
公式ブログ   : https://globaltaxfree.jp/