世界各国で観光再開
世界中で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進んでおり、世界各地でも徐々に観光を再開している国や地域が見られるようになりました。
多くの国・地域ではワクチン接種完了やPCR検査陰性証明などの証明書が必要になりますが、急速にワクチン接種が進み、人口の過半数がワクチン接種を完了している欧米諸国では、外国人観光客の受け入れや、自国民の帰国後の隔離措置を免除する動きもあります。

日本が1位を獲得
日本では訪日観光は再開していませんが、Rakuten Insight がアジアの消費者を対象に行なった調査では、「旅行制限が解除された時に行きたい国」で日本が1位を獲得しました。
コロナ禍による制限や自粛要請ののち、ワクチン接種進展による緩和が見られるようになりました。これらを受けて、旅行を望む人々は自身の旅行への考え方や重視する点を再考しているようです。
Rakuten Insight は、アジアの消費者を対象に、制限がなくなったら行きたい国、各国の海外旅行欲、懸念していることなどをアンケート調査し、その結果を7月16日に発表しました。
『旅行制限が解除された時に行きたい国』
1位 : 日本 (34%)
2位 : オーストラリア(19%)
3位 : シンガポール(17%)
3位 : タイ(17%)
3位 : 韓国(17%)
6位 : アメリカ合衆国(15%)

コロナ後は「安全性」が重要視
また、海外旅行への懸念についても調査結果が発表されました。
調査によると、消費者は「個人の安全」を最も懸念、重要視しているということです。49%の人がこれを最も重要な要素と答えており、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行による影響が表れていると考えられます。
また、この懸念はホテル業界にも関連しています。アフターコロナでのホテル選択において、「清潔さ」は3番目に重要な要素であるようです。1位「コストパフォーマンス」(65%)、2位「場所」(56%)、3位「清潔さ」となりました。
「安全性」とは、金額などの数値で表せるものとは異なり、可視化されにくいものでもあります。消費者からの懸念をなくしていくためには、旅行者が旅行前に下調べの期間での情報発信などが重要なインバウンド集客に繋がるといえます。
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