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イギリス 海外旅行の制限をさらに緩和へ

ワクチン接種完了で渡航制限緩和

イギリス政府はこれまで、新型コロナウイルス対策の一環で海外旅行を原則禁止としてきましたが、感染状況が大きく改善していることから、5月17日から感染状況などから各国を色分けする「Green List」を設け最も安全とされる「緑」に入っている国へは観光目的の渡航を許可するとともに、帰国時の隔離を免除するという仕組みをとっています。
イギリス運輸省のシャップス大臣は、ワクチン接種の進展が好調なことから6月25日自身のTwitterで Green Listの「黄(Amber)」の国に対する措置を緩和させる 意向を示しました。大臣は同Twitterで「ワクチンの接種の成功から、夏の終わりには接種が完了した英国の居住者に対して、黄色のリストの国からの帰国時の隔離を求めない意向である」との旨を述べています。
なお、日本は現時点では Green List内「黄(Amber)」に該当しています。

Image by :『Twitter』 グラント・シャップス運輸大臣の投稿

イギリスの今:コロナの現況

英国でのコロナウイルスの感染者数は現在増加傾向にあり、平均で1日25,660人の新規感染者数が報告されています。1日平均人数のピークだった1月5日の42%になります。
また、新型コロナワクチン接種に関して、必要回数のワクチン完了者が人口比51%にまで達しています。
さらに、イギリス政府は、冬を前に、新たな変異ウイルスに対応し、ワクチンの効果を長続きさせるためと事で、70歳以上の高齢者や医療従事者など感染のリスクが高い人を対象に3回目の接種を今年9月から始める計画を明らかにしました。
イギリスのジャビド保健相は「去年12月から続くワクチン接種計画は、この国における自由を取り戻した。今回の計画は、その自由を守るためのものだ」とコメントしています。

Image by : 『Googleニュース』https://bit.ly/3qTkMmS

「Green List」とは

イギリス国内で5月17日より導入されているシステムで、世界各国・地域を感染状況や新型コロナワクチンの接種の進捗に応じて、信号と同じ「赤・黄・緑」に色分けします。
「緑色」が最も安全となっており、これらの国や地域には、5月17日から海外旅行が可能になります。さらに、該当国母らの帰国時には、自己隔離義務が免除されます。ただし、帰国前に検査を受けることは引き続き求められるということです。
システム導入当時は「緑色」の国や地域に限り、海外旅行が可能でしたが、6月25日の発表では、イギリス国内の新型コロナワクチンの接種の進展が好調なことから、夏の終わりには「黄色」のリストの国や地域に対する措置を緩和し、「緑色」の国や地域に対する措置と同じく「帰国時の隔離を求めない」としています。

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