タイ全土解禁も
タイは世界的にも観光大国ともされており、新型コロナウイルスの影響で経済は大きな打撃を受けています。海外からの観光客受け入れを再開させることで、国の経済全体を回復させたい考えのようです。
そこでタイ政府は7月1日から一部で海外観光客を受け入れることを発表しています。タイの首相はこれに続いて「2021年10月までには受け入れを全土で行いたい」と示しました。ワクチン接種が完了している人を対象に、隔離なしの入国を許可するということです。

コロナ後の現地情報
タイの現在までの新型コロナウイルスの感染状況は、感染者数228,539人、死亡者数1,744人、必要回数のワクチン接種完了者は2,303,814人でこれは人口比の3.5%になります。今年4月に入り、1日あたりの新規感染者数が100人を超え、6月現在は1日平均3,420人の新規感染者数が報告されています。
7月開始の「プーケットサンドボックス」
「サンドボックス」モデルとは、国内で多くの住人が新型コロナウイルスワクチン接種を終えていることを条件に、『2つの国や地域の人々が、相互を自由に旅行できるようになる』というものです。
タイでは、7月1日から初めのサンドボックスモデルをプーケットで実施する計画を進めています。
この計画では、コロナワクチン接種を終えた観光客は、タイに入国後最初の7日間をプーケットで過ごし、その後国内の各地域を自由に旅行できるようになるとされています。プーケットでは自己隔離が免除されるため、観光客は入国後すぐにプーケット観光を楽しむことができます。
観光再開を左右するワクチン接種
タイ国内での受け入れ準備としては、プーケットの人口のワクチンを接種し、集団免疫を獲得していることが必要とされています。
4月には、タイ国内での感染拡大によるプーケットでのワクチン接種遅延も報告されていましたが、タイ当局は7月の「プーケットサンドボックス」プログラム実施に向け、ワクチン接種の加速化に取り組んでいるとの事です。
なお、タイの全ての人は、国籍に関係なくワクチンを受ける資格があり、政府は年末までにタイ全土で5,000万人にワクチン接種を実施する(タイ人口:6,963万人)目標を定めています。

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